承太郎の部屋を訪れ、扉が開いて目が合った瞬間に◎◎は勝ちを確信した。
そう。空条承太郎も所詮は高校生。
性欲が一番あるお多感な時期よ。
そこにこの私の最強のスタンドがちょこっと甘い夢をみせてあげる。
ふふ。承太郎のクールぶった顔をめちゃくちゃにしてやりたい。
私は承太郎の腰の上に跨って、ベルトを外す。私とかなりの間、目を合わせていた承太郎はおそらく抵抗もできないはずだ。
見ず知らずの女に襲われているのにスタープラチナさえ出せていない。
思わずにやけてしまう口元を隠す。
「お姉さんが、ちゃーんとリードしてあ、げ、る、」
スタンドによって大きく起ち上がった承太郎のモノを撫でれば、承太郎からく、と小さくて切ない息があがった。
ああ、きゅん、とする。もともと承太郎みたいなのは私の好きなタイプだし、こうしてとっても強い男のことを好きにできるのは嬉しい。
それに何より、こんなに楽しい思いをしながらDIO様にも良い報告ができるのだ。もう笑わずにはいられない。
「楽しそうだな」
「へ、」
◎◎は声のした方を見た。下だ。私が跨っている承太郎が、私に話しかけたのだ。◎◎はどこか不思議に思った。さっきまで眉間にシワを寄せていた承太郎の表情がなかったから。
「どうした、リードするんじゃあなかったのかよお姉さん。」
「え、それ、は、っあ!」
びくん!と跳ねる。承太郎が下からぐんっと私を突いた。ぎゅうっと身体中の筋肉が緊張する。
咄嗟に漏らしてしまった自分の素の喘ぎ声に驚いた◎◎は片手で口を抑える。
「なかなか締まりはいいぜ」
「ッ、」
さらに◎◎は赤面した。空条承太郎に笑われている。この私が。屈辱を受けている。◎◎は悔しくて仕方がなかった。承太郎よりも素早く、いやらしく擦り付けるように腰を動かす。
「はぁ、あ、っあ、あ、」
◎◎は承太郎の欲情を誘うように、涙を浮かべた目で見つめる。
承太郎の目もまた◎◎を見つめている。
「(どういうことッ、どうして、私、)」
承太郎が見ている。承太郎がいやらしい私を見ている。
スタンドの攻撃が効かない、?
承太郎の精気が吸い取れない。
なんで。どうして。やだ、失敗したの?恥ずかしい。なのに気持ちがいい。
◎◎はこのシチュエーションに興奮してしまっている自分にハッ!と気が付いた。
だが気が付いた時にはもう遅い。
「な、なんで私がこんな、承太郎っ、あなた確か、年上から煽られながら抵抗も出来ずに情けなく声を上げることしかできない状況に興奮するんじゃないのォっ!?」
「違うな、俺が興奮する状況ってのは....」
一気にぐるりと視界が変わる。
◎◎はスタープラチナで身体を支えられ、反対向き、つまり、承太郎に背を向けた体勢にさせられた。
「こうして悪いことをするヤツを痛めつけながら、何回ごめんなさいと泣いて謝っても許さねぇと気絶するまでヤりまくる、だぜ」
承太郎の息が耳元へとかかる。
この時◎◎は、生まれて初めて恐怖した。
「.......ひ、いやあああああ!もしかして、そんな、い、いや、死んじゃうっ!それだけは、それだけはだめええええ!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
「ひっ、ひぅ、ぐっ!あ、ぎゃあああああああああああ」
◎◎ 再起不能(リタイア)。