「うん。大分良くなってきたね…」
「よかったですね、小鈴さん!」
「ありがとうございます。これも保健委員会さんのお陰です」

「それにしても…」
「どうしたの?」
「すごい雨ですね…」

「昨夜から降り続いてますからね…」
「七松くん達、大丈夫でしょうか…」
「もう帰ってくる頃だと思うんだけど…」

「伊作先輩…!」
「数馬、左近!どうしたんだい?」
「中在家先輩が…!」
「長次…?!」
「中在家くん…!」

「なにがあったんだ?!」
「クロツルバミ城で神鏡を手に入れたんだが…姫様を探していたら、敵に見つかって…」
「そういえば、小平太は…?!」
「小平太が捕まった…モソ」
「そんな…!」

「カキツバタ城の神鏡は…これで合っているか」
「そ、そうです!これです…!」
「そう、か…」
「長次…!」
「中在家くん…!」

「小鈴…!」
「え?」
「避けろ!!」

「り、利吉さん…?!」
「無事か?!」
「は、はい…」

「これは…」
「矢文…?」
「…お前宛てだ」

「七松小平太は我が城が預かった…人質を返してほしくば、音無小鈴を連れてこい。クロツルバミ城忍者隊組頭、音無蓮之介…?」
「知り合い?」
「いえ、知らないです…」
「でも、小鈴さんと同じ苗字だよ?」
「そう言われても…クロツルバミ城に知り合いなんて…」

「小鈴が知らないのも無理はない…」
「どういうことですか?」
「詳しくは後で話す。今は中在家くんを医務室に」


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