「ここは…」
「お前の家だ…暫くは僕もサポートするが、今日からここで暮らしてもらう」
「…ごめんなさい」
「ん、なにが?」
「色々と…降谷さんに迷惑かけてしまって」

「迷惑だと思うなら、その呼び方やめてくれないか?」
「え…」
「一応同い年なもんでな…他人行儀は嫌なんだ」
「…じゃあ、降谷…くん?」
「ああ…それでいい」

「お前の部屋は最上階の左奥だ…鍵はあるか?」
「えっと…あ、あった」
「…これは必要なかったか」
「え?」
「…いや、なんでもない」

「お邪魔しまーす…」
「お邪魔しますは変だろ、自分の部屋なのに」
「あ、そっか…」

「こっちが洗面所で、こっちが浴室…それでこっちが」
「…やけに詳しいのね?」
「……何度かお邪魔したことがあるからな」

「あ…」
「どうした?」
「…この人は誰?」

「ああ、それは警察学校時代の同期だよ…右から萩原、松田、伊達、諸伏、そして僕だ」
「諸伏くんとの写真が多いみたいだけど…どういう関係だったの?」
「…付き合ってたらしいぞ。大学の時から、仲良くて」

「とりあえず、職場の説明するから。そこ座れ」
「あ、はい…」
「これが今抱えてる案件で、こっちが詳細。それでこっちが…」


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