「えー!アディラもナイトレイブンカレッジに入学しちまうのかよ?!」
「申し訳ございません、カリム様…そうお達がきたもので、私には断れなくて…」
「むー。ジャミルもいなくなっちまうし、つまんねぇなー」
「あれ?でも、ナイトレイブンカレッジって男子校だよな?なんでアディラが入学できるんだ?」
「それは…」
「そこは問題ない…」
「ジャミル!」
「学園長からの許可もとっているし、俺が側にいるんだ…ぬかりはないさ」
「それにこれは、カリム様を守るためでもあるんですよ」
「え?」
「魔法の勉強をして、一人前の魔法師になったらもっとカリム様のお役に立てるんですから…我々にとったら本望ですし、光栄なことなんです」
「そっか…俺のために、魔法の勉強をしにいくのか」
「そういうことだ」
「ナイトレイブンカレッジにも長期休暇がありますから、お休みになったら戻ってきますね」
「本当か?!次の休みはいつだ?!」
「正確には分かりませんが、サマーバケーションになるかと…」
「じゃあ、それまで大人しく待ってるよ!ああ、早く夏休みにらなねーかなぁ!」
「まだ入学式も済んでないのに、気が早すぎるだろ…」
「そろそろ迎えの時間だ…行くぞ、アディラ」
「はい、ジャミル様」
「気をつけろよ、二人とも!夏休み、楽しみにしてるからなー!」
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