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「ここです」
「ルリコ、この方達は…?」
「木の葉隠れの里の忍。大丈夫、敵じゃないよ」

「これが闇隠れの里の地図です」
「あんた達、闇隠れの里に行くのかい?」
「はい」
「あそこはやめておいた方がいい…殺されちまうよ」
「…と、いいますと?」

「虹影だけじゃなく、虹隠れの里の住人が何人も人質に取られて殺害されてるんだ…私達もいずれは」
「そうでしたか…」
「いつか殺されるんじゃないかと思うと不安で不安で…だから、ネジさん」
「はい?」
「よかったらあなただけでも残って私達のこと守ってくださりませんか」

「え…えええ!」
「なんでネジが!?」
「以前も助けてくださったじゃないですか!覚えていませんか?猪に襲われかけた時のことを…」
「ああ、あの時の…」
「な、なに?知り合いなの?」

「少しな…」
「お願いします!ネジさん!私達の側にいてください!」
「いや、しかし…」
「ダメだ」
「シカマル…」

「オレ達の任務は虹影に巻物を封印してもらうことだ。お前達の護衛任務じゃねぇ」
「…そうだな」
「巻物って?」
「これなんだけど…」
「それは…!」

「知ってるの?」
「これと同じ巻物じゃない?」
「呪印が一緒だ…」
「これも関係あるのかな」
「よかったらこれも持ってってよ。なにか手がかりになるかも。その変わりネジさんを…」

「ダーメだっつってんだろ、オレ達の任務はお前達を守ることじゃねぇ」
「なによ、ケチ!じゃあ闇隠れの里の地図もあげない!」
「この女…っ」
「落ち着けシカマル…ここは一つ話に乗ってみるのもどうだ?」
「彼らにつくっていうの?」

「ああ…オレが抜けても大丈夫だろう。お前達なら」
「で、でも…」
「じゃあナツメさんもここに残ってください!」
「いいの?」
「私達で虹影を探してきますから…こうなったら分散しましょう!」

「ったく…仕方ねぇな」
「ありがとうございます…!!」
「ネジ、ナツメ、無茶だけはすんなよ」
「分かってるって」
「後は頼んだぞ」