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「明遁、光彩陸離、改!」
「よさんか、ルリコ…お前の光では弱すぎる」
「そんなことない!私だって虹影の娘なんだから!やればできるはずよ!」
「明遁、光彩陸離改!」
「哀れな…」
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「うぅ、」
「おお、気が付いたか…」
「ここ、は…」
「ここは闇隠れの里の外町…オレの故郷だよ」
「あなたは…?」
「オレのことを覚えていないか?」
「あ…そういえば中忍試験で戦ったことあるような…」
「そうだ、名は」
「名前は確か…蜂須賀黒曜」
「覚えててくれて嬉しいぞ、ナツメよ…オレはもう一度、お前に会いたくて仕方なかった」
「え…」
「中忍試験ではおしくもお前に敗れてしまったが、お前の光が忘れられなかったんだ」
「…光?」
「もう一度、あの光を見せてはくれないか?」
「明遁、光琳波」
「ふっ、ははは!いいぞ、その調子だ」
「…矢が、黒くなってる」
「改めて聞こう…お前の名は?」
「猿飛、ナツメ…」
「祖父の名前は…?」
「祖父…?ええっと…猿飛…あれ?猿飛なんだっけ」
「よし…いいだろう」
「では、最後に…お前の好きな奴の名は…?」
「貴方様です…蜂須賀黒曜様」
「完璧だ!これでお前の光は俺のものだ!」
「本当に…?」
「なんだと?」
「私の好きな人は…ええっと」
「ええい、煩わしい!」
「ぐあっ!」
「ううっ…」
「ね、じ…」