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「あーあ、それでネジを怒らせちゃったのね」
「うぅ…やっぱり怒ってるかな…」
「さあねー、気になるんだったら確認してみれば?」
「ええ…でもなんて言ったらいいのか分からないよ…テンテン一緒に来て」
「もう、仕方ないわねー」
「あ、ネジいたわよ」
「誰だろうあの綺麗な人…」
「あたしが確認してくるわ」
「ネージ」
「テンテンか」
「珍しいわね、こんなところで会うなんて!なにしてるの?」
「服を新調しようと思ってな…」
「へえーところであなたは?」
「私はサンゴ!ネジ兄様に買い物に付き合ってほしいって言われたからついてきたの!」
「お前が勝手についてきただけだろう…」
「ネジ兄様って…」
「オレの親戚だ…」
「なるほど…そういう関係だったのね」
「私とネジ兄様は将来を約束してますからねー、服の新調くらい見てあげないと!」
「ふぅん、将来を約束…ってえええ!?」
「そんな約束してないだろう…勝手に決めつけるな」
「ちょっと将来を約束ってどう言う意味!?結婚するの!?」
「ヒアシ様がそう仰っているだけだ…オレは承諾していない」
「それって結構大事なんじゃ…ナツメはどうするつもり?」
「ナツメって?」
「オレの…ただの同期だ」
「…!」
「お前には関係ない」
「ふーん?そうなんだぁ…」
「…っ」
「ちょ、ナツメ…!」
「ナツメ?来ていたのか?」
「あ、あははっ!じゃあ、あたしもこれで!お二人共ごゆっくりー!」