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「よし!これでどーよ!」
「い、いいのかなこんな感じで…」
「もう完璧よ!流石あたしのセンスね!」
「ネージ!」
「今度はなん…だ!?」
「うわっ!」
「ご、ごめん!」
「いや、大丈夫か…ってナツメか?」
「う、うん…」
「なんかいつもより…」
「ちょっとなにすんのよ!」
「あんたはこっち!あたしと遊びに行くわよ!」
「いやー!ネジ兄様助けてーっ!」
「いつもより、なに?」
「あ、いや…」
「ネジ!こっちは任せてあんた達はデートしてきなさい!」
「なっ…」
「で、デートって…!」
「いい?ナツメはしっかりネジをエスコートするのよ!さっきあたしが教えた通りにね!」
「ネジ兄様とデートしてたのは私なのにぃー!」
「ほら!早く行って!」
「う、うん!ネジ、行こう!」
「は?行くってどこに…」
「えーっとまずは…」
「映画…?」
「今流行りなんだって。見てみよう」
「あ、おい…」
「次遊園地!」
「…なんか楽しんでないかナツメ」
「こうなったら楽しまなくっちゃ!せっかくのデートなんだから!」
「…ふ、そうだな」
「次はここ!」
「お前こんなので悲鳴あげるようなたまじゃないだろ」
「まぁそうだけどさ。雰囲気だけでも味わいたいじゃん」
「そう、その調子。いい感じよー」
「ネジ兄様待って!私もお供いたしますーっ」
「あっ、ちょっと!待ちなさい!」
「あはは!なにこれ変な顔ーっ」
「お化け屋敷で笑ってる奴なんて初めて見たな…」
「あ、ネジ次こっちだって」
「…くだらん、早く行くぞ」
「はーい」
「ネジ兄様ーっ、どこぉー」
「ちょっと、先走らないで!迷子になるわよ!」
「うぅーネジ兄様ーっ」