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「ふう、楽しかったー」
「少し疲れたな…」
「じゃああそこでお茶でもしよっか」

「で?」
「え?」
「今回はどうしてこんなことになったんだ?」
「…それは」
「なるほどな…」

「修行のこと…約束破ってごめんね」
「…なにか事情でもあるんだろう」
「なんでわかったの」
「前にやらなければならないことがあると言っていただろう。それとオレがどう関係するのかは分からないが、お前は一度決めたら貫こうとする頑固者だ。オレが言ったところで変わるような奴じゃないだろう」
「ありがとう…」

「ネジは…あの子と結婚するの?」
「さあな…オレには大切な子がいるからと言っても分かってくれないし、ヒアシ様も納得してくれるかどうか…」
「大切な子って…」
「…言わなくても分かるだろう?」
「まあ…ね」

「お前はどうしたいんだ?」
「どうって…」
「将来のこと…なにか考えているのか?」
「うーん、私には別に継ぐものもないし、好きな人と一緒になれたらとは思ってるけど…」
「ああ…」
「でもそうだね…やっぱりはっきりさせた方がいいのかもしれない」

「はっきりって…?」
「行こう、ネジ。今から…」