お怒り
「姉さん!?」
『おや?コナン君……口調に気をつけな』
「蘭もいねーから良いんだよ!それより怪我ってなにやってんだよ」
コナン君……口調を戻したらダメじゃない……いつ誰が聞いてるか分からないんだからさ
『コナン君……私は警官よ?怪我ごときで驚かないで頂戴な』
「ハァ……姉さんは、相変わらずだなぁ」
溜息を吐くほどなのかしら?
と言うか、自ら墓穴を掘るなんて、ダメじゃないか……コナン君の耳元で
『新一なのね〜やっぱり』
「あっ!……意地悪だな……どうせあの時から気づいてたんだろう?」
『まぁね』
メールが届いて、目を閉じた。
「姉さん?」
『コナン君!暫くいてくれない!?』
「? なんで……ああ、彼氏から?」
ーー件名:無題
ーー本文ーー
神羅……単独行動したそうだな
少しお仕置きしなきゃな?
大人しく待ってろよ
ーーendーー
怖すぎるッ
潜入捜査の時に単独行動をして大怪我した時みたいに恐ろしい。
「一度怒られろよ」
そう言って、コナン君は、立ち去ってしまった……5分もせずに髪をバッサリと切った秀一さんが、輝かしい笑みを浮かべていた。
『ひっ』
「……何度目だ?俺を本気に怒らせたのは」
『さ、3回』
ダンっ
え?乙女がときめく壁ドン!?
じゃないよ、地獄の壁ドンだって!!
耳元で、悪魔の囁きが……
ニヤリと笑い、手を振って出て行った。
ーー次は日本で仕事があるからな……その時、覚悟しろよ
怒鳴られた方がマシだったよ!
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