特捜課の天使





「ちょっと、美和子!」
「何よ由美」


警視庁のトイレで、2人の警官が洗面台でメイク直ししていると、由美と言う婦警が、後ろを指すと、見た事のない綺麗な女性がいた。


『何か?』
「「い、いえッ」」

ニッコリと人当たりの良い微笑みに真っ赤に頬を染める2人の様子に首を傾げながらも、手を洗い、ハンカチで手を拭いて、去っていった。


「き、綺麗な人だったね美和子!」
「あの人……どこかで」


記憶を頼りに思い出そうとする佐藤美和子と宮田由美……そして、思い出した。


「「あー!!工藤神羅先輩!」」


自分達と同い年でスキップして首席で卒業したあの伝説の工藤神羅先輩だと分かり、声を上げた。


でも、特殊な捜査課に配属されて、今の今まで、潜入捜査の最中だったと聞いていた。


何を隠そう、2人は神羅の隠れファンだった……同い年なのにトップクラスで居ても気取ることもしない彼女のファンはかなり居る


それに、父親の影響かかなり、頭がキレて、名推理して難事件を何件も警察学校時代に解決してきた。


「私、また神羅先輩のファンになろうかなぁ」
「美和子!私も」


2人は慌てて、特殊な捜査課の特捜課に駆け足で向かうと、すでに、神羅先輩の歴代のファン達が覗き込んでいた。


それは、男女関わらずにだ。


『? 御岳警視、視線が痛いです……特捜課ってそんなに珍しいですかね』
「ははは(君を見に来ているんだよ)」




鈍感な特捜課の天使



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