ここに――端をたてる
ここが！雑談会だ！と言わんばかりにあれやこれ、追記から。井戸端、川端、囲炉裏端。ハタは「まわり」とか「わき」とか「そば」に言い換えられるかと思います。きちんと部屋を用意して行われる執行会、社内会、研究会などは、話すためにこそ設けられておきながら嫌われがち。一方、時間も場も指定せず何処かそこらのハタで話す話は、何時間でもどんとこいだったり。
前回からだいたい二ヶ月たつとブログ記事をたてるのは偶然に過ぎませんが……丁度そのくらい過ぎると、どうやら仕入れた情報が頭の中で混雑してくるので、どうしても長々とした感想文に変換して吐き出したくなってしまうようです。
まずは【ファンクラブ】の話をしましょう！
約一ヶ月前に、久保先生の公式ファンクラブサイト『Klub Outside』（以下、KO）がオープンしましたね。めでたい！「へぇ知らなかった〜」とか「そういえば今日はまだ見てなかったから見よう」という方は、この窓は閉じてからご覧になってくださいね。
好きなアーティストさん作家さんは数えきれないほどいるのに、ファンクラブなるものにはこれまで入ってみた試しがなかったり。そもそもファンクラブを発足していないパターンも多かったですが、ご本人の私生活やら会える系のイベントには然程興味が湧かない人間なものでして。CD、単行本、画集等々、市販されている作品を買えれば満足します。制作秘話が聞けるとか、何かの使い回しではない限定グッズが買える、となると一考するのですが――で、此度のKOはどうやら「そう」であるらしいではないですか！ということで入りました。どうも、KO会員です！
コンテンツの中で一番注目しているのは、やはり『Q&A』です。有料会員になる方は、当然ですが皆さんBLEACHが大好きで、読み込んでいらっしゃって、これからも応援するぞという方ばかりです。原作で明確には提示されることのなかった設定について考察して切り込む方もいて、とても見応えのある応酬……！いやさ、我々にとっては報酬……？とにかく、毎週の更新が楽しみな一年になりそうです。自分もせっかく会員であることですし、そのうち質問を考えて送ってみたいなぁと思います。
『Gallery』も嬉しいですね〜！過去の扉絵の配色が詳しく分かるし、自称！デジ絵ビギナー（またまたご謙遜を）な先生のBTWキャラ新規絵も見られて大変！たいへん！（「自称」とかいうとすぐ岩鷲が出張ってくる脳になっている。高木さんボイス！）
『Daily Quiz』は一部「それってクイズになってますかね……？」というのもありましたが、その日が誕生日であるキャラに纏わる出題だったりするとテンションがアガります。でも問題文が「このコマは何巻？」形式でないものが多いともっと考える甲斐もあって面白いかなぁと思いました。
『Play List』では、先生が実際にお聴きらしいプレイリストを不定期更新で教えてくださいます。実際に聴くには各自で各サービスを使わないと駄目ですよ。DL購入やサブスク、ようつべでも聴けるかもしれませんが、個人的にはSpotify（スポティファイ）がオススメです。2018年に画集『JET』発売記念として各キャラテーマ曲が発表されたときには、こちらのサービスが公式でも使われていました。スマホでもPCでもアプリのDLが必要ですが、無料プランでもけっこう長時間再生することができます。時間限度は一月毎にあるみたいなので、時間一杯になっても何日か経てばまた聴けるという仕様です。勿論、有料プランをご検討なさっても良いかと。ん？回し者みたいだな。
『Deskside』はまんま先生個人のTwitterみたいな感じです。コメントもできるので、先生と遣り取りしてみたいという方には嬉しいコンテンツでしょう。愛犬ちゃんがいっぱいです。動物の飼い主さんのSNSメディア欄は総じてこう……こうなりますよね！かわいいのお裾分け。ところで、昔は個人でアカウント作ってTwitterやってらしたなぁ。もうやらないんだろうなぁ。スタッフさんと共同の新しい公式垢はありますが。
『推しキャラからバースデーメールが届く！』これについては、「マジで公式！？」「メル画じゃなくて！？」「なんで一人しか選べないんだ！！」とかまぁ面白いくらいにツイ民の皆さんの声が揃っていましたね（メル画って何？という方は検索すれば一昔前の遺産を発掘できることでしょう）。私も“はげど”にございます。選べるキャラが多すぎて迷う。校長先生、横ちん、ボニーちゃん、ほりうちひろなりくんとか霊王様までいるし何じゃこりゃ！って。しかし実は私、早生まれでして。このメール既に頂戴しているのですよ。「夢じゃない！！」「メル画じゃない！！」「他キャラはどんなチョイスか知りたい」となっております。ええ、メル画じゃありませんて。キャラが自分に語り掛けてきてくれるようなメールが欲しいのであれば……そうですね、妄想を全力で働かせましょう。そして筆を取りましょう。二次創作をするのです。それしかありません。……メル画じゃないか！！はぁ。
さて兎に角、迷いに迷った推しキャラ設定ですが……もしもキャラ毎に新しい台詞付きのメル画みたいなメールだったなら、蒼純さんにしていたかもしれません。彼、一言も台詞を喋ったことがありませんから。体が弱くて、優しくて、銀嶺殿の配慮で副隊長になったものの元来戦いには向いてなくて戦死した……という設定は過去に公式発信がありましたが、『このほの』における蒼純さんの人物像は全く以て、私の予想と願望の産物です。一心さんとセットにしとけば調子が良い、みたいなのも全部妄想。だいぶん登場させて台詞も与えている今更になって、公式の口調設定情報を僅かでもGETできるかも？という誘惑は恐ろしかった。まぁ、そんなのは夢幻だったわけですが。じゃあ誰にしたのかというと、私はBLEACHキャラ箱推しマンなので死ぬほど迷いましたが、最終的には海燕さんにしました。「え！？過去のブログであんだけ山田清之介がアァァ！！ってやってたのに！？」って思われそうですが、だって、自分の誕生日を祝ってもらえるんですよ！？海燕さんならスッキリパーッと、それでいてあたたかく祝ってくれそうじゃありませんか。対して山田副隊長は「誕生日？ふうん、そう。また一つ年を食ったのかい。僕に報告されても別にね」で終わりですよ絶対。はーーぁーーーーー……（クソデカ溜息）。いや、だからメル画じゃないんですってば。
明るく気前よく祝ってくれそう……というのでは、コン、織姫ちゃん、曳舟隊長もそうかなぁ。浮竹隊長は……十中八九等身大模型を贈ってくるでしょうから気を付けてくださいね。銀城はたぶんラーメン持ってきます。やちるちゃんは朽木邸から何かでかいモノをかっぱらってきます。あとこれは当たるかもしれないし外れるかもしれない予言なのですが、推しキャラ設定でサカ・リンを選択していると、貴方に届くバースデーメールは欠席札でしょう。absent。オメーはちゃんと来い！
会員限定販売のグッズはいつ頃でるのか、どんな物になるのかもまだ分かりませんが、わくわく待機しています。KOの運営は一年間限定ということなので、終了したらサイトは全て閉じるのだろうか……もしそうなのだとしたら、サイトのコンテンツを再掲したファンブックや画集なんて作っていただけるととても嬉しい。
お次は【フィギュア】の話でも。
ちょこりんマスコット！６月下旬に出ますよ！一護、ルキア、恋次、日番谷、市丸、涅隊長の６体セットが！く、くろつちきょくちょ〜！しかも初期！やった〜！！前々からデフォルメされたマユリ様の立体物が欲しいと思ってたんですよ。……呼び方が統一されてないのは御愛嬌。
さて自ら話の腰を折りますが、二次創作小説を書いていると、様々なキャラの立場になって台詞を考えることになります。私の場合は、参考にするために原作もよく読み返します。或るキャラは「局長」と呼ぶし、或るキャラは「おはようさんマユリ」と挨拶するし、或るキャラは「流石は涅サンっスね」とおだてます。呼び方色々、十人十色。沢山のキャラを描写しようとすればするほど、筆者の頭にもそういう色んな呼び方がインプットされていきました。そうしたら……定まらなくなりました。というお話でした。あれ？マユリさんって呼ぶキャラはいるっけ？まぁいいや。
で、ちょこりんマスコット。予約しましたよ！届いたら一護と日番谷隊長のねんどろいどの近くに飾りたいです。ところで、涅隊長を指して「人選が謎」とか呟いている方がいらっしゃいましたがね、私のような者もいるのですよ！ワッハッハ！
ワンホビの新作や制作決定の発表、毎回楽しみにしています。ウェブで確認するだけですが。ねんどろサクナヒメとかかわいいに決まってる。一番驚いたのは、何といってもアイクですよ！私が愛するテリウス大陸の英雄の一人、蒼炎の勇者アイクが『ファイアーエムブレム暁の女神』時の装いでスケール化ですって！めでたい！これは買います！長いと発売まで二年くらいかかることもあり得ますが、それまで生きる糧が増えるのだと考えれば、なんのこれしき。
そしてなんと、FE暁は本日で14周年！おめでとうございます！スカウォみたいにCGが素晴らしくなって蒼炎共々スイッチで遊べるようになるのは来年かな？来年……って、毎年いってるんですけど。
あれ？そういえば今回は鰤キャラの新しいねんどろいどの情報はなかった……よな……そこはちょっと残念だったな……。順当にいけば次はルキアだろうと思っています。千年血戦篇のアニメ放送・配信開始に合わせて、ユーゴー＆バズビーあたりにも是非ねんどろいどになって貰いたいところです。剣と秤、バーナーフィンガーの炎に弓……ほら、パーツも映えそうですし。あぁでも、バンビちゃんも強いかな。
ねんどろいど――少し前は、艦これやとうらぶのキャラがドシドシ出ていた印象です。今はアニメ化されたジャンプ作品やFateシリーズからいっぱい出ていますね。今度発売されるおき太さんは欲しいなぁ。羽織付きverもあるし喀血パーツもあるとは、よくぞやってくれました。あわよくばノッブと並べたいのでどうか制作の検討を……だけど一番欲しいと思うのはやっぱ土方さんだなぁ。経験値先生のデフォルメ調も大好きなのでそういう小さいのでも素敵だと思うし、余湖先生のイラストの雰囲気を再現したスケールとか出たら絶対ポチります。というかぐだぐだ新選組を揃えたい。斎藤さんは三臨ver.でどうかお願い。
この流れで【しんせんぐみ】の話に移るとしましょう。
FGOのバレンタインイベント、今年も無事に所持鯖全員からチョコなり何なり貰い終わりました。キャストリアと村正おじいちゃんがめんこかった。しかしやはりというか、全部もっていくような奴がいましたね。ええ、斎藤一とかいう新選組一番隊隊長で妻子もいたお巡りさんなんですけど。はぁーーーー……はぁ……それを口にするか……――って。復刻邪馬台国（字面がギャグ）で次こそはお迎えするんだ！という方もいらっしゃるかもしれないので内容は伏せますが、此奴、それはもう、炙ったウェットティッシュのようでしたよ（？）。イベント開始から早速Twitterのトレンドワードに名前があがっていましたし、多くのマスターの心を真綿のような煉獄で焼いたのです（？）。
ここから一つ下の塊では再臨・絆台詞バレも含んでいるので、見たくない方はヒュッと飛ばしてくださいね。
土方さんから見た彼は今も昔も「絶対に裏切らない」。「お前はお前の誠を貫いた」とも評している。マスターには「戦い続ける限りお前と共にある」と誓っている。しかし、諦めたら即刻粛清対象になる。
斎藤さんは生前に彼に「死ぬまでやってりゃいい」と言い捨てたけど、また会ったらそれどころか“死んでもやってる”し。マスターには「逃げたきゃ逃げていいんじゃないの？」とか唆して、「俺の剣をあんたに預けよう」とも約束してしまうわけで。
嗚呼そうだコレ、バレンタインイベの文脈が無くても、既にマイルームで聞ける話からだけでも推測できる未来だったんだなぁ。
どんな苦難でも逃げずに挑んできたのがFGOにおけるマスターであり、この先も人理と人類史を見捨てるようなことだけはしない人間。逃げない、見捨てない、ないっつってんのにあああぁぁぁ。「ない」だろうからこそ言ったのよ、みたいな側面もあるのかもしれないけど、もし「逃げたい」って一度でも零してしまったら、取り消そうとしても、彼はマスターの手を引っ捕まえてどこまでもどこまでも逃げるのでしょう。そして、鬼の副長はどこまでもどこまでも追ってくるのでしょう。「腹ァ切るか、素っ首落とされるか、選べ！」みたいなこと叫びながら、物凄い剣幕で。何もかも捨てる鬼ごっこ。
マスターの選択次第では殺し合いになりかねないと。でも、斎藤さんは土方さんの背を見送った過去がある手前、今生こそはその背の後ろに立ち続けたいという意思も持ち合わせていると思うんですよね。忠義というより、懺悔に近いような。そんな風に元々覚束ない足取りを更に迷わせたり、彼らの距離を引き離さないためにも、マスターはやっぱり逃げちゃダメなのだ。但し鬼ごっこは滅茶苦茶みてみたい。おき太さんが喀血しちゃうか。え？いつものこと？そんなー。
ぐだぐだ新選組に瞳と心臓を釘でつかれて異常をきたしたオタク（の文章は以上）だ。面構えが違う。
最後に【オリキャラ】の話……というよか。
第三弾、『このほの』オリキャラテーマミュージック↓
志波 天鷹(しば てんよう)
『Kamikaze』Owl City
『January 28, 1986』Owl City
『Galaxies』Owl City
(アルバム『All Things Bright and Beautiful』に連番で収録)
楠山 干歳(くすやま ひとせ)
『高鳴り』笹川美和
ニルヴァーナ・ルーフガン
『BAD BOY』Cascada
尾焼津 亢夜(おやいづ こうや)
『Bruises』Fox Stevenson
持地 実征(もちじ さねゆき)
『Invincible』Deaf Kev
縹堂 柳河(ひょうどう りゅうが)
『Answer』湯木慧
室月 誠(むろづき まこと)
『Hot』FWLR
最後の二人の出番はまだまだ遠い――。
尾焼津はまだまだとっ捕まっててね。
※第二弾はこの記事の下部にあるよ！
最後の最後に些細なお知らせ。
少し前まで、一心さんの斬魄刀『剡月』の「剡」の字は小説ページに設定していたフォントでは未対応だったので、仕方なく「炎」としていました。鬼道詠唱の一部も、本来の漢字表記ができなかった箇所がちょこっとありました。
それが、最近になって対応されたようで……アップデート様々、作業してくださった何処かの何方か様、ありがとうございます！……ということで、本文を弄って修正しておきました。流石にフォント一種類でとはいきませんが、『炎月』じゃあなんだかなぁ……と心残りではあったので、良かったです。
あとはダッシュ（――←コレ）も、以前は２個並べていても離れて表示されていましたが、それも最近なんとかやっつけました。僅かでも読後感が改善できていれば幸いです。
P.S. TOKYO GIRLS COLLECTION とコラボするウルキオラ！？集団幻覚か！？