追想の果てる先ならば
私は気づいたら見た目は子供、頭脳は大人のキャッチフレーズで有名な漫画にだてくるバーボンこと安室透…、否公安の降谷零になっていた。
死んだ覚えもないのに強制的に第二の人生を歩まされていた。
私があの”降谷零”だと気づいたときはもう警察になったあとでもうそのときには公安に配属された後だった。
…気がつくのが遅れたのは理由があって、
この世界は別の世界とまざっていたからだ
たしか…乙女ゲームのアムネシア…だっけ?
英語でAMNESIA日本語で記憶喪失だ。
唯一やったことのある乙女ゲームだったから覚えていた。
そして私の幼なじみがヒロインちゃん、シン、トーマときたものだからアムネシアの世界だとおもっていた。
幼なじみっていっても年は少しはなれているし原作にはかかわらないだろうとおもっていて
前世?に占い師にむいてると言われた警察官をめざした
幼なじみには応援されて、警察学校にはいって主席になって卒業して、
公安に配属された。
もうそろそろ潜入捜査にいくようにいわれるのかな…
上でそんな話がでてると噂できいた。
…降谷零として、あのコナンの世界で活躍するにはそうするしかないんだろう
所詮原作通りに物語はすすむのだ。
人を…殺めないといけないんだろうな。
組織に入るということはすこしでもそんなことをこなしていかないといけないということだ。
そしていまだに連絡をとっている幼なじみともいずれ連絡を断たなければならない。
…お姉さんとしてしたってくれている三人には悪いが潜入捜査をしている、なんて幼なじみにいえるわけがない
下手にこっちのことを知られると命を狙われる恐れがでてくる。
大切だからこそ…巻き込む訳にはいかないから。
「…れいさん体調でもわるいの?」
「えっ。そんなことないよ。そんなふうにみえてたかな?」
ヒロインちゃんことまいちゃんがのぞきこむようにこちらをみていた
…さすがヒロイン可愛いな。
「仕事大変なんだろ…、家かえって寝た方がいいんじゃない」
あきれたようにシンがいう
「んー。俺の部屋でわるいけどそこでねる…?」
トーマが私にそうたずねてくる
「いや、いいよ。せっかく久しぶりに集まったんだし話ししよう。あ、まいは勉強のほうがいいかな?」
「え!名前さん教えるのうまいから教えてくれるならうれしい…!」
「じゃあ勉強しようか!どれがわからない?」
「えっと英語がすこし…」
まいは今年受験生だ。大学の受験がせまっている。
…ってことはあと数年後にはこっちでは原作がはじまるのか…
そのときには私は安室透になっているだろうからかかわることがないのだろうけど
どのルートにまいは入るんだろうなと英語の教科書をぱらぱらめくりながら思った。
…シンはぶっきらぼうだけど優しいのはしっているし、ルートでいうとまいちゃんが崖からおちてから犯人さがしだっけ?
初対面の人には誤解されやすい性格で損してるよね。
トーマはたしかヤンデレだった気がする…。
檻に入れられたスチルしかおもいだせない
仕方ない…衝撃的だったんだそれほど。
警官としてあんまり檻にいれるのは感心しないな…
嫌がらせされて…心配してだっけ?
…嫌がらせがネットで行われていたなら私が全部処理しよう。
あいにくそういうのも強いので。
必死になって問題をといてるマイや幼なじみを見ているとやっぱり
…あっちの世界には巻き込みたくないなとおもった
思ったよりも大事な存在みたいだ、幼なじみというものは
…あと数年後にはあえなくなるだろうからと今この瞬間を大事にしようとおもって
今この瞬間を目にやきつけた…