私の両親は私が将来ヒーローになるのを否定していた。
だから私が雄英高校を受験したいと言うとこっぴどく叱られたものだった。
父は手が出る人だったので、従う他なく別の高校へ出願した。
そんなある日、両親が敵に殺された。
私は内心ほっとした。
敵を取り押さえたヒーローに、雄英って後期試験あると思います?と聞くと、あると言われたので自由の身となった私は仮の志望校への出願を取り下げ、雄英高校の校長らしき人(…ネズミ?)と話をして後期試験を受けることになった。
いざ後期試験の日に雄英高校へ行ってみると、私以外に人がいなかった。
校長先生いわく、「君を助けたヒーローはここの職員でね、話を聞いたところ後期試験を設けて受けさせてあげるべきだと思ったのさ!ヒーロー育成機関がヒーローになる素質のある子供を救うのも不自然ではないだろう!」らしい。
こんなことありえるのか。
筆記は難なくこなせた。自分で言うのもあれだが、私は勉強が得意だ。
実技も障害物競走!あ、競走ではないね。じゃあ障害物を乗り越えてタイムを計測する種目!というよく分からないけれど私の"個性"を発揮しやすいものであった。
後は簡単な面接を受けた。何故ヒーローになりたいのか等の質問をされた。
普通後期試験というものは前期試験より難しいはずなのだけれど、こんなに簡単でよかったのだろうか。
とりあえず合格していた。よかった。
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