ネテロさんの挨拶を聞き、次の目的地には明日の朝8時到着予定だと知らされた。
これから自由にしていいそうだ。



ゴンとキルアは飛行船の中を探検するらしい。

「私はヒソカのとこ行ってくるね!」

「ココロ、男の趣味が悪いと言われないか?」
「あいつのどこがいーんだか」

クラピカとレオリオに呆れたように言われた。
確かにヒソカは殺人狂のようだけど、イケメンだし魚をさばいてもらえたしかなり好きだ。







「ヒソカー!何してんのー!」

「トランプタワー{emj_ip_0834}」

私はトランプタワーなど作ったことがないけれど、難しそうだ。
器用なのだろう。

「こうやって高く積み上げて完成したものを崩す時、とってもゾクゾクするのさ{emj_ip_0834}」

完成したトランプタワーを崩すヒソカの顔はとても恍惚としている。

「うーん、せっかく積み上がったのに壊しちゃう背徳感を楽しむ感じ?」

「ボクにもよくわからないけどね{emj_ip_0833}」

楽しそうにまたトランプタワーを積み始めたヒソカの手元をじっと眺めていると、ヒソカの手が止まった。

「君、ボクとよく話してくれるけど、まだ名前聞いてなかったよね?」

「あら、ほんとだ名乗ってなかった。私、ココロ=マリアーロ!!18歳!!かっこいい奇術師の彼氏募集中!!」

「へぇ」

流された。

「ココロかぁ……18より幼く見えるね{emj_ip_0835}」

「ジャポン出身だからかな?他の人にも言われた」

そこから無言になったので、ただひたすらにヒソカがトランプタワーを作るのを見ていた。
眠くなってきたのでそのままの場所で壁にもたれて目を瞑った。











* * *

「おはよう{emj_ip_0833}よく眠れたかい?」

「あー、ヒソカ…うん…何時?」

「7時{emj_ip_0834}ボクの隣でぐっすり眠るなんて、君珍しい子だね{emj_ip_0835}」

「今は殺される気がしないし、別にいーじゃん」

「……そっか{emj_ip_0836}」

「顔洗ってみんなのとこに戻るよ」

バイバイ、と手を振ると笑顔で手を振り返してくれた。
うん、イケメンだ。