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(拍手小話 全10種)



青空

[ 輪姦 / 青姦 / バイブ ]

 青空の下、野原の中に俯せに倒れた少年の身体は、すでに奪い尽くされた後だった。
 近くに投げ出されたランドセルには「安全第一」の黄色いカバーがかけられており、彼がまだ小学校に入学したばかりだと知れる。
 形のいい白い尻を出した少年は、自分の身に起きたことのあまりの衝撃に指先を動かすことすらままならない。
「よかった、まだいた。待っててくれたのかな?」
 体格のいい中年の男が、2人の男を伴って現れた。3人が似たような下卑た笑みを浮かべていることに、少年の顔は強張る。
 声をかけてきた男は、交通安全の旗を手にしている。信号のところで呼び止められ、ここまでついて来た。男に、少年は押し倒された。服を脱がされ、強引に口づけされ、そして――。
「い、ゃ……」
 ポロポロと泣き出す少年に、男は唇の前で人差し指を立てる。
「静かに。今度はキミも好くしてあげるよ」
 言うと、男は少年の身体を引き起こし、自分の膝の上に座らせた。後ろから服の中に手を入れ、少年の乳首をやわやわと撫でる。
 少年は顔を歪め膝を合わせたが、正面にいる男がその足を強引に開かせた。
「小せぇな」
 言いながら少年の性器を摘む。さらに、少年の股間に顔を埋めるとそれを口に含んだ。少年は小さく悲鳴をあげる。
 チュプ、チュパ、と音がする。少年の内腿が震えた。背後の男は少年の乳首を弄りながら細い首筋に吸いつき、いつの間にかボロリと出した性器を少年の肛門に擦りつけた。
「ひっ……あ!」
 また、入って来る。
 少年の狭い直腸は凶悪な剛直によってあっという間に侵略されてしまう。開ききった小さな穴がまだ衝撃に慣れないことにも構わず、男は少年の膝裏に手を入れると腰を突き上げた。
「へへ、まだキツいな」
「ああっー!」
「人に見られたら恥ずかしいことしてるってわかる? 子供がしちゃいけないことだよ」
 それは少年にもわかっていた。行為の痛みよりも罪悪感が少年を苦しめていたと言ってもいい。
「ごめ、なさ……っ」
 少年は全身を真っ赤に染めた。自分の身体を使って男が悦んでいる。よくわからないながらも、少年にはそれがひどく恥ずかしい。
「さっきさんざんほぐしてやったのに……ふぅ、うっ! ほら、キミがいやらしく締めつけてくるから、おじさんのチンポもこんなに硬くなっちゃうんだよ」
「いや、やぁっ! ごめ、なさい、ごめんなさいぃっ!!」
 男は律動のスピードを増すと奥を突き上げ、泣き喘ぐ少年の中で射精した。
 男は白濁を滴らせる少年を抱き上げると、前にいた男に少年の身体を預ける。
 2人の男達は少年を四つん這いにさせると、1人が少年の前でファスナーを下ろした。
「咥えろ」
 少年は戸惑ったが、頭を掴まれると無理矢理口を開かされ、男の性器で口の中をいっぱいにした。
「んんっ……ふっ、うむっ!」
 ただでさえ苦しいのに、背後に回ったもう1人が少年の後孔に性器を突き挿れる。
 何もない野原に、乾いた音だけが響いていた。大人達の玩具にされた少年の直腸は突き上げられる度に切なく痙攣し、少年の意に反して淫らに開発されていく。
 少年は性器を取り零すと、甘い声で鳴いた。ひとつ声を漏らすと止まらなかった。
「ひあっ! あんっ、あ、ああっ!」
 フェラを強要していた男は舌舐めずりする。少年の頬に性器を擦りつけた。
「可愛い声だ」
「こっちもトロットロ♡」
 後ろの男の腰の動きがスピードを増し、少年は悲痛な声で泣き喘ぐ。何かがこみ上げる感覚に怯えて腰を逃がそうとするも、がっちりと押さえられ引き戻される。
「ここが好いか? そら、そら!」
「ゃああぁ〜〜ッ!!」
 小さな尻は不器用に揺れ、泡立った精液を溢れさせた。
「イく、イく、出る……ッ!」
 男が早口に言って呻くと、少年の身体が見えなくなるほどがっちりと抱き竦めた。ぴったりと結合したところから、少年の腹の奥深くに男の精液が注がれていく。
「うっお〜〜! あー出る……っ♡」
「あ"っ……! はひっ、ア"ッ…!!」
 大量の汚液を受け入れた少年は、それにさえ極めながら震えた。
「他の子より一足早くセックスを覚えたな」
 性器をしゃぶらせていた男は、ぐったりとした少年の身体を組み敷くと、赤子のおしめを替えるように足首を持ち上げ、自身の勃起したものを上から突き立てた。
「きゃうっ!!」
 達したままの少年の中を、男は容赦なく犯す。痙攣しているそこは熱く濡れて、男にも少年にも強い快楽を与えた。
「やぁっ、あああ! あんっ、あーっ!!」
「うーっヤッベ……! マジにガキのケツ穴とは思えねぇ……っショタマンコ気持ち好過ぎ!」
 グポグポと音のする激しい抜き挿しに、少年は涙と鼻水と唾液で顔をぐちゃぐちゃに汚しながらも快感に蕩けていく。
「はうっ、あ、ひあーっ!! やあっ! あ"〜〜ッ!!」
 先の2人にされた時にはなかった、異様な感覚に高い悲鳴をあげると、男がニヤリと顔を歪めた。
「おっ、ここか? ここが好きかよ!」
 弱いところを突かれて、未精通の身体は射精できないまま絶頂する。
「ヒィッ〜〜!! いひっ、いや、ひあぁぁぁッ!!」
「こいつドライでイッてるぞ! そら、連続絶頂だ! イけイけ!」
 柔らかい身体を押し潰し、狭い直腸を乱暴に突き上げる。小さな身体は哀れなほど痙攣していたが、手加減などない。抉じ開けられた幼い秘部は、真っ赤に熟れながらも健気に欲望に応じる。
「ひっ、ひんっ! あっ、あっ、あっ」
「感じてるか、坊や? 気持ち好いんだろう、え?」
 少年は声と涙が枯れるまで叫んだが、しまいにはぼんやりと虚空を見つめて揺さぶられるだけの人形になった。
「は、はぁ、……は、ぁ……」
「ふう……、お疲れ様。好かったぜ」
 男が性器を抜くと、少年の肛門からごぷりと白濁が溢れて地面を濡らした。
「いやぁ、本当に。声をかけてよかったよ」
 男はバッグから何か取り出す。巨大なバイブとローションだった。ローションをバイブに垂らすと、うっとりとした顔で少年の眼前に突きつける。
「今日はいい天気でよかったね。お日様に見られながら、もう少しでここで愉しみなさい」
 言うと、仰向けのまま手足を投げ出している少年の後孔にぐぷ、とバイブを飲み込ませる。
「う、ぁ……っ」
「ああ、すごい。こんなに大きいのを飲み込んで……将来が楽しみだな」
 グリグリと捏ねるようにそれを押し進めると、少年の肛門はずっぽりとバイブを咥え込んだ。小さな身体はビクビクと微かに痙攣していたが、男がバイブのスイッチを入れると今度は明確に腰がガクガクと揺れた。
「はは、気に入ったかい? 気が済んだら気をつけておうちに帰るんだよ。これからは知らない人についていっちゃダメだからね」
 男はそう言うと、安全第一の旗をその場に放り投げる。
 少年の顔を汚した涙も唾液も精液も、乾きはじめていた。少年の瞳はただぼんやりと青空を映している。
 ――あなたは空から来たのよ。
 少年の母は言った。どうしたら赤ちゃんができるの、と聞いた時のことだ。お空にいる神様が、あなたを授けてくださったのよ、と。
 少年は微かに腰を捩りながら、細い手を空に伸ばす。大量の汚れた子種を腹に蓄えながら、少年は空に帰れることを願った。

2020/03/27


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