未定
ここは音楽の名門、綾薙学園
今日から私は綾薙学園の3年生になる。
そして、綾薙学園始まって以来の異例中の異例…
「ルチア」という称号の座に
私はつくこととなる。
☆
*華桜館・会議室*
「おっはよー!あれ、みんな早いねー」
今日は新一年生の入学式。
いつもより早めに登校したと思ったけど、既に会議室には華桜会メンバーが揃っていた
楪「おお!我らがルチアのご登校デース!」
漣「おはよう、名前」
暁「おはよう」
柊「おはようございます。」
あれ…?
「ねえ、樹は?先に来てると思ったんだけど」
柊「彼は今朝早くここで会いましたが、その後の行方はわかりません」
暁「全く…今日は入学式だっていうのに」
楪「てっきり、名前と一緒なのだと思っていまシタ!」
漣「私達にわからなくとも、名前であれば、鳳の行くところも検討ついているのでは?」
「うん、じゃあちょっと思い当たるところを探してみるね」
柊「お願いします。何しろ、今日は入学式の後に入科オーディションもあります。それまでには戻るよう伝えてください」
「りょーかーい!」
あたしは会議室を出て、野外ステージの方へ歩いた