未定



ここは音楽の名門、綾薙学園


今日から私は綾薙学園の3年生になる。


そして、綾薙学園始まって以来の異例中の異例…


「ルチア」という称号の座に


私はつくこととなる。










*華桜館・会議室*



「おっはよー!あれ、みんな早いねー」


今日は新一年生の入学式。

いつもより早めに登校したと思ったけど、既に会議室には華桜会メンバーが揃っていた



楪「おお!我らがルチアのご登校デース!」


漣「おはよう、名前」


暁「おはよう」


柊「おはようございます。」



あれ…?


「ねえ、樹は?先に来てると思ったんだけど」


柊「彼は今朝早くここで会いましたが、その後の行方はわかりません」


暁「全く…今日は入学式だっていうのに」


楪「てっきり、名前と一緒なのだと思っていまシタ!」


漣「私達にわからなくとも、名前であれば、鳳の行くところも検討ついているのでは?」


「うん、じゃあちょっと思い当たるところを探してみるね」


柊「お願いします。何しろ、今日は入学式の後に入科オーディションもあります。それまでには戻るよう伝えてください」


「りょーかーい!」



あたしは会議室を出て、野外ステージの方へ歩いた