4
「えっ!?」
突然知らない男達に肩を抱かれる。
な、何…この人達…?
『何か寂しい事でもあったー?忘れちゃえよ、な!』
軽く掛けられた言葉。
でも今の私の心には重く圧し掛かった。
……忘れる?
何を?誰を?
一君を…?
「やっ…ヤダ…何も知らないくせに…止めてッ!」
その男達の手を振り解くと
私は早々と逃げようとする。
『おーっと!待って待って、ごめんって。』
『何で泣いてるか知らねっけどさ!遊ぼうぜパーっとさ♪』
何か…知らないけど。
この人達は優しい。
もう誰でも良いや。
ナンパでも遊びでも。
…私を慰めてよ…
廃人となった私。
「分かった、付き合う…」
そう言いかけた刹那。
『***ッ…!』
夢ように愛しい人の声が聞こえた。
[*前] | [次#]
生意気な餓鬼。 index