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「なっ…一君、どうして此処に…っ!」
久し振りに見る一君の顔。
涙で全然まともに見れないけど…
『げっ…は、はじめ…だって…ッ!?』
男達は顔色を青くする。
どうやら一君の名前を知っているようだ。
一君は痛いぐらい私を強く抱きしめて。
『お前等、コイツに何をした…』
鋭く男達を睨み付けた。
今までにこんな怒った顔は見た事が無い。
『ヒィィイ;;まだ何もしてねぇって一!!』
『ただその彼女が泣いてたから慰めようと思って…!』
男達は犯泣きで訴える。
さっきとは打って変わり、情けの無い声をあげて。
『泣いて…た…?***が…』
一君は私の方に視線を落す。
私は顔を合わせたくなくて、ぎゅっと一君の服を握った。
「あの人達は本当に何もしてないの…帰してあげて、お願い」
私がそうお願いすると。
一君は少し驚いたように私の名前を呟いた。
『お前等…今日は見逃してやる、次やったら潰すからな…』
最後に一君は一回睨みをきかせる。
男達は悲鳴を上げて立ち去ってしまった。
ガランと空いたストリートに
二人無言でいた。
「『ごめん…』」
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生意気な餓鬼。 index