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ふと、二人の言葉が重なった。

「え…何で一君が謝るの…?」

『何か知らねぇけど悪い事したんだろ、俺』

一君は…何でこんなにも優しいのだろう。
自分に非があっても無くても謝るんだ…

私はその優しさにつけ込んでいるのかもしれない。
少し脹れて口を尖らせた。

「だって…キスマーク…」

『は?』

「一君の襟元にキスマーク付いてて…私、捨てられたんじゃないかっ…て」

言うのすら怖かった。
一君の答えが怖かった。
なのに答えは…

『あぁ、なんだ…あの事かι』

「何だじゃないでしょ…!?何であんな…」

あっさりと言われて拍子抜けした私は
また怒りが込み上げて一君の襟を掴んだ。



ちゅ…



「なっ…///」

開いた口が塞がれてしまう…
一君の唇は首を伝っていき
私の首筋に紅い華が咲く。

『此れで…おあいこだよな?』

ニッと満面の笑みで私を見る。

「馬鹿ぁ…ッ///」




私の首筋に貴方の所有印。
枯れる頃には、またどこかに咲いている
不思議な紅い華。
刻まれる度に愛が込み上げて
貴方がとても愛しいの。









END
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