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「ぅう…先生のバーカ。」

綺麗な夕焼けが差し込む公園で
一人木の陰にアイツはもたれかかっていた。


『だーれが馬鹿だってよォ?』

幹に手を付いて、俺は***の顔を覗き込んだ

「なんでいるのよ…」

赤く腫れ上がった目で俺を見上げる

『忘れ物。』

誰から貰ったんだか最中ではない程の量。
そんなプレゼントが詰まった紙袋を***の前に差し向けた

「要らない…そんなの。」

『ぁあ?折角貰ったのにか?』

俺は付き合ってられないと言ったように、紙袋ををぶらぶらと揺らした

「先生…私の誕生日覚えててくれなかったんだもん」

***は体育座りの足の間に顔を埋めて
小さく呟いた

「先生におめでとうだけ言って欲しかった…私、それだけあれば十分だったもん」

『…………。』

「先生が言ってくれなくちゃ…そんなプレゼントなんて要らないもん」

泣きそうな声と共に声も段々小さくなる
俺は***の側にしゃがんで


「ぁ…///」


***の額にキスをした。






『おめでと……誕生日…』








貴方からキスのプレゼント。

こんなに嬉しい贈り物なんて無い

他の人にどんなに沢山、素敵なものを貰ったって

一番大切な貴方が居なくちゃ、私にとってそんなの存在の価値すら無いの…

ねぇ、此れって我侭だよね?

でも…今日ぐらい私の我侭、聞いて下さい。

今日は愛する貴方と同じ世界に生まれた

とってもとっても特別な日なんだから














END
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