2


今日は霧雨…外はあたり一面真っ白な世界。
折角の休日だって言うのに、外はこんな天気で気分の晴れない休日。


しとしとと微かな音を聞きながら…
私は目を覚ました



むくりとダルそうに布団から這い上がり
目を擦って目覚まし時計を見る。


あぁ、今日は休日だ…
そんな事を頭の中で言い聞かせ、もう一度布団に入る。



♪〜♪♪〜〜+。*♪+〜



いきなり鳴った着信音。
眠くて何時もは無視するけど、普段とは違う着音だったから…
きっと、あの人だ……!と、確信する


眠い目を一気に開かせて、私は布団を勢い良く剥ぐ。
手を伸ばして、すかさず通話ボタンを押した。



『もしもし、僕だけど…***ちゃん起きてる?』


その穏やかな声を聞いただけで、私はまたもや夢心地に浸る。


「起きてますよ。神城先輩がこんな時間に電話してくるなんて…どうしたんですか??」


寝てたのをバラさないように、取り合えず話しを繋ぎ合せるのが大変で…
大体にして、こんな時間に何で電話なんだろうと質問せずにはいられなかった。


『うん、今日は暇かな…?僕の部屋に遊びに来ない?』


そして唐突にそう言われた。


「大丈夫ですけど…それって……」


神城先輩と私は付き合っているから…
ほんの少しの期待と、ちょっとした不安も兼ねて口もごる。


『ん?大丈夫だよ、変な事はしないから…((笑』


その言葉で、電話越しに私の顔はカァーと熱くなる


「も、もうっ///そんなことは期待していません!!!!」


半分引きつった声で恥ずかしさを隠し繕う。


『分かってるよ、少し待ってるから支度しておいで』


また後でね、という言葉を残してプツリと会話が途切れた。



急がなくちゃ…、寝巻きのままだから少し時間がかかる。
ん?…神城先輩が“支度しておいで”と言ったのはこの事だったのかな…

ホント、何もかも先輩にはお見通しなんだから…


また私は少し顔を紅くして、着替えを始めた。

寝癖直して…服装を決めて…ほんの少し色気を付けて…
勝負下着穿いていこうかなーなんて、少し考えてみたりとか…
(結局は止めたけどι)


最後に少し深呼吸をして、自分の部屋を後にした。

- 22 -


[*前] | [次#]
ページ:



生意気な餓鬼。 index