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『ねーねー、赤ちゃんってどうやって生まれるの?』

キョトンとした瞳で***を見つめる。
俺と全く同じ髪の色の餓鬼。

我が家の寝室は、俺と***の夫婦二人部屋。
其れから…生意気な餓鬼(龍次)の子供部屋が一つ。

なのに…

『ねぇ、ねぇってばぁ!!僕はどうやって生まれたのー?』

なんで今コイツが居るんだ…?

現在夜中の1時42分17秒…
流石俺様、と言い張るような曖昧な時間帯。


こんな時間に何故龍次が居るんだ…?


『あのなぁ…龍次、なんでお前が此処に居る?』

呆れ半分、またしても龍次に邪魔された妻との時間…
俺は半ば苛々していた。
龍次は寝ている俺等二人の間に図々しくも割り込み、更には俺に背を向け***に腕枕をしてもらっている。

んの…クソ餓鬼めが…((゜Д゜#

「んーとね、龍次はお母さんのおなかから生まれたのよ」

***も眠いのだろう、柔らかく微笑みながらも目が虚ろになっている。

『えっ?じゃあおなか切って生まれてくるのっ!?』

好奇心旺盛の子供って言うのは色々と面倒だ。

「えーと…ιそうじゃなくてね」

どう説明しようか悩んでいる様子の***。
俺は同じシャンプーの香りがする龍次の髪を、痛くない程度に加減して引っ張る。

『バーカ。お前は母さんの股から生まれたんだよ』

「なっ///そんなストレートに言わないでよ貴方っ!!」

***は少し頬を染めて体を浮かせるが、龍次の頭があるため、再度其処に埋める。
龍次は珍しく俺の話に乗ったようで、ぐるりと体を反転させこっちを向く。

『……どんなふうに?』

『そりゃもうスポーンとだな。』

「そんなあっさりと卑劣な事教えないでよ…ι」

もう観念したのか、***は粗方の事を教える。
…そりゃあ俺も御産に立ち会ったが、実際スポーンと簡単に生まれた訳ではない。


『じゃ、母さんががんばっているときに親父は何もしなかったわけだ。ダメなやつー』

『俺様は一応保険医の面子持ってっからな。ラマーズ法で…』

『でも僕は母さんによって生まれたんだろっ』

俺様の話なんて聞きやしない。
龍次は口を尖らせて反論してくる。

『ふっ…龍次、お前なにも分かっちゃいねぇな。』

『何だよー((`n´#』

『お前は実はな、俺様ん中に居たんだ。』

「わっ///ちょっと何話そうとしているの龍太郎っ;;」

***は口を滑らす俺に、慌てて言葉を遮る。

『ま。お前が母さんの元へ行くまでの甘〜い過程は言わないでおくがな。』

『えー!!何だよ其れっ』

『お前には早過ぎんだよ、マセ餓鬼。』


そう…お前を生むために俺が***にシた事なんて
餓鬼にはちーっとばかし早過ぎらぁ。

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