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まだ外は肌寒くて、吐く息もまだ白いんだけど。
春の匂いが少し優しい風に混じってる、そんな天気。
今はお昼を終えてちょっとした休み時間!
友達と他愛の無い無駄話をしては笑いあってます。


ガラ!


『ちょっと失礼!???いるかなっ?』


キャーと言う女子生徒の黄色い声が廊下に響いたのはこの所為か。
彼が立ってても座ってても、何かする度に奇声を発する女子生徒。
真っ赤な髪をなびかせて爽やかな印象を受けるけど…皆彼の裏の顔なんて知らない。


「んー?どうしたの華原君、私に何か用でも?」

『いや、ちょっと手伝って貰いたくてさ!次の時間俺のクラスと合同実習じゃん?その係り当たってたよな?』


あーっ!すっかり忘れてた…!
先生の所に教材取りに行かないと行けなかったんだっけ!?
私とした事が今日のお弁当の春巻きが美味しくて(?)危うく忘れる所だったわ!


「ご、ごめん華原君!直ぐ行くから、先に行って待ってて…!」


私は飲み終えたの苺牛乳をぐしゃっと潰してゴミ箱に捨てた。
それから友達にちょっと行って来ると言って立ち上がる。


『そんなに急がなくても良いのに、俺待ってるよ?』

「へ?あ、ああ…ごめんねっ!待っててくれたんだ、ありがとう!!」


勢い良く教室を出たら扉の裏側の壁に寄り掛かってた華原君に手首を掴まれる。
若干他の女子から冷たい目で見られたような気がしたんだけど、まぁ何時もの事で…
軽く受け流して先を急いだ。

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