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そう言えば教材って言っても何取りに行くんだっけ?
何か進学についての説明会とかでクラス合同で担当の先生が…あれ?

私の思考回路は其処から途絶えてる。

ん…?教材って先生から取りに行くんじゃないの?
特別教室に置かれているものを取りに行くのかな…?
嗚呼、こんな事なら先生の話をもっとよく聞くんだったなぁ…


「ねぇ華原君、そう言えば何処に教材取りに行くんだっけ?ごめん忘れちゃって;;」

『ん?俺覚えてるから大丈夫だよ、最上階の渡り廊下を出て直ぐ…』

「きゃっ!」


教室が遠くて周りには誰もいないから、私の声は何処にも届かない。
行き成り華原君に腕を引っ張られて屋上へと続く階段付近で止まった。
握られた所がちょっと痛い…


「ど、どうしたの華原君…?」

『本当に疎いよね、***ってさぁ…』


クス…と何時もとは違う笑い方をする華原君。
大抵こういう時は触らぬ神に何とやらと言うじゃない…?
どうしよう私、知らぬままにパンドラの箱を開けちゃったのかしら。


「ねぇ、華原君に腕を握られるのはある種の女子高生としては誠に光栄と言うか興奮なんだけど…放してくれないかなー?」

『嫌だって言ったら?』

「え〜どうしよっかな…;;」

『ホント無防備過ぎだよ、***…』


ぎゃー!ちょ、近い近い近い;;
華原君相変わらず綺麗な顔してるなー…
ってそんな事考えてる場合じゃなくってですね…!

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