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からりと晴れた日和。
私は訳あって神城先輩の実家に居た
「うわぁ…!!せ、先輩のお家凄い〜〜〜;;」
其処は見渡す限りの薔薇の花が家の周りを囲んでいて
遠くに広がるとても広い庭園。
『そう?気に入ってもらえたかな…』
私は先輩のご招待で招かれたのだけれど…
私なんかがこんな所に居ていいのか不安になってしまう。
先輩は何時もの優しい眼差しで私を見据えた。
神城先輩…肌の褐色がまるで無い様で……薔薇が良く似合う…
本当は考えちゃいけない事なんだけど
先輩の病気の事を知ってから、どうしてもその事が頭を過ぎる
「とっても…とっても綺麗ですよッ!!」
だから私はこうやって精一杯笑顔でいるんだ。
先輩に、少しでも笑って欲しいから
『***ちゃん、林檎は好き?』
突然に先輩は私に訊いてきた。
先輩の優しそうな顔が私の身長に合わせて低くなる
「はい、大好きですけど…其れがどうかしましたか??」
小首を傾げて問い返す私に、先輩は小さく笑った
『そう、それは良かった。家の庭園に林檎が生ってるんだよ、良かったら食べる?』
うわぁ…凄い…まるで本当に神話に出てきそうなお家だわ;;
家もとても大きくて洋装造り。
しかも林檎園だなんて…本当に夢見たいッ!!
「は、はい!!是非ッ!!!」
私達はその会話とともに広い庭園へと出た。
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