1
ほんのり甘くて
意地悪な貴方
-飴玉-
「ゴロちゃんこの飴ちょーだいっ!」
『ん?いーよ♪それ美味しいんだ、食べて食べて☆』
そんな些細な事が疎ましい
オレ以外の誰かと楽しそうに話している姿を見たくない
嫉妬ってこう言うモンなのか?
***が悪いんじゃなくて…
悟郎が悪いんじゃなくて…
何処にもぶつける事の出来ない苛立ちを、悪戯で晴らす
悪戯って憂さ晴らしだったっけか?
そんな事すら脳内を掠めて…
アイツを想うと苦しい
只々胸ン辺りを締め付けられる
オレはただ…
オマエに伝えたいだけ
ほんのちょっとでも
気付いて欲しいだけ
『オイ、ブチャ!オレ様にも飴っ!』
「はいはい…」
ちゅっ
「なっ…!?」
『ごちそーさん』
なにすんのよ…っ///
オマエが悪いんダロ?
オレをこんな気にさせやがって
-END-
[*前] | [次#]
生意気な餓鬼。 index