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何時も何時も苛々してんの
屈託の無い笑顔が気に喰わないの




-サボテン-




『何でそんなに怒る必要があるんだ?』

貴方にそう言われて
心底傷付いた

「アンタになんか関係ないわよっ…!」


関係無いだなんて嘘
貴方が格好良くてモテるから
訳の分からない嫉妬をしてしまう

一は只の幼馴染
彼氏なんかじゃない

だから…
嫉妬なんてしてるアタシが一番悪い
それなのに貴方は…


『見つけたっ…!』


どうして追いかけてくるの?


「嫌っ!触らないで!離れてよ!!一なんか…一なんか嫌いっ…!」

アタシは最悪だ
好きなんだって正直に喋れば良いじゃない
貧相な涙なんて流しちゃって馬鹿みたい


『***?俺何か悪い事したか?』


したわよ
アンタなんて好きじゃなかったら良かったのに…


掴まれた手を振り解いて走ったけど
足の速い貴方にまた捉まってしまう


「離して…っ!」

『離すかよ…っ!』


そのまま彼に抱かれる形になってしまった
もういいや
彼の胸で思いっきり泣いてやろう


『俺が悪いんなら謝るから、許して欲しい』


俺を嫌いでも構わないけど
俺はお前が好きなんだ
だから避けられるとつらい…


「はっ!?!?」


真っ白になった思考回路


何で早く言わないのよ、馬鹿ッ!
えぇ!?んな事言われてもよι



頭上でそっと囁かれた言葉はまるで魔法のようだった




-END-



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