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あー、なんかむかつく。



(きゃー!綺麗ですねエースさんっ)
(そーだな!よし、もっと火つけてやるよ)



このリア充め。私が眠れなくて夜風にあたろうとしたら、甲板の隅の方から楽しそうな声が聞こえてきた。エースと???ちゃんだ。色とりどりの綺麗な光が漏れていて、その影に2人の姿が分かる。どうやら花火をやってるようだ。



「...なんだよ、楽しそうにしちゃってさー」



ちょっと不貞腐れた私は、部屋に帰ろうとした。丁度その時。




(...???ちゃん)
(エ、エース...さん?///)




「...ッ?!」



2人の影が重なろうとした。





(ちょ、ちょっと待って下さい、エースさん...)
(...え?)
(わ、私、その心の準備が、まだ、必要で...///)
(あ、そ、そーだよな!ハハ、わりぃ...)




「....なにやってんだあのバカ。」



これまで女という女をヒイヒイ言わしてきたエースが、情けなっ!もうエースのお付き合い宣言から1ヶ月も経ってるのにまだキスの1つや2つもしてないのか。笑っちゃう。でも、ホッとした。




...?
なに、ホッとしたって。



疑問を胸に私は部屋に向かった。





深夜。


『***ー!』
「うわ!なにっ」




こんな時間ですけど。大声出さないでほしい。そして勝手に私の部屋に来ないで欲しい。先ほどまで彼女さんとデレデレしてたであろうエースが、今度はしょんぼりとした表情をしてやってきた。ベットでくつろぐぎながら本を読む私の隣に腰をかけ、体育座りをしている。...何こいつ。


『...おれさー、???ちゃんに愛されてのかなー』
「何よ、唐突に」
『だって、ヤらせてくれねーんだよ。つかキスすらしてくんないし...』
「あー、そうですかー」
『もう、おれこのまま待ってたらじいさんになっちまうぜどうしよ...』


ジジイでもなんでもなっちまえよ発情期。なんて、言ってやろーかと思ったけど、あまりにもエースがしょんぼりしてるんでちょっと言いづらくなった。


「じゃあさー、」






......私とえっちしちゃえば?








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