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「んっ、だめって言ってるでしょエース」
『わりぃ…でも我慢出来ねーんだ』
「ここ廊下…人来ちゃうから…あっ…」
なんでこうなったんだ?
なぁ。
おれが好き女は別にいるのに、身体は求めてやまない…
「エース、もう挿入れて…」
『は、こんだけ濡れてんなら問題ねーな…』
「あっ、エース…もっと優しく、して…」
…なんで。
お前は罪なおれを受け入れるんだ…?
あなたが想う私。
「もうやめよ、こういうの」
『…は?』
乱れた服を整えながら、***吐いた台詞の意味をおれは理解出来なかった。
おれと幼なじみの***が身体の関係を持つようになったのは数週間前の事だ。
……私とえっちしちゃえば?
おれには最近付き合い始めた彼女がいて、その子との関係は至って誠実そのもの。おれだって健全な男だ。彼女と交わりたいと思うのは仕方が無いだろ?でも大切が故にガラスを扱うように接してきたがこの有様。***からの甘い誘いを断らずにはいられない程おれは溜まってしまっていた。
「だから、セックスすんのやめよって」
『な…、なんでだよ』
「そろそろこういうのは???ちゃんの事も考えて良くないと思う」
***の言う事はもっともな事だ。だがいきなりの事でおれも動揺してしまう。いつも気だるげにゆうゆうとした態度の***が今はとても真剣な表情をしているからだ。おれは目を合わせられなかった。
『………誘ったのは***の方だ』
「そうだね、じゃあ私から言うね」
『………なにを、んっ、』
「ばいばい、お幸せに」
***はおれの唇に強くキスをすると片手をひらひらと振りながら自分の部屋へと戻って行った。
ちくん。
唇が離れると同時に心臓を握られる感覚がした。
…なんなんだよ。後味わりぃ…
おれは唇を手の甲でぐっと押し付けて拭った。
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