1



ふわりふわりと、心地の良い風。。。








薄桃色に色付いた桜は、何処かお前の姿に似ている








可憐な花びらはひらひらと舞い散って








掴んでいた俺の手のひらから逃れてしまう








お前もいつか…








あんな風に俺の手の中から零れ落ちてしまうのだろうか…?







俺は一生で一番大事なお前という華を








静かに眺めていたいだけなのに…








いつか…この華を失うその日まで








俺はもう少しだけ








眺めていたい








この世で一番美しい、お前という華を。





















お前という華

- 29 -


[*前] | [次#]
ページ:



生意気な餓鬼。 index