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春が来た…
もう桜は満開で、暖かいそよ風が辺りを包んでいる
今日から4月だ…
『ね、お兄ちゃん!!お花見行こうよ〜』
妹の一言から始まったお花見。
妹の言う事なら、と今日は仕事も休みにして二人でのお花見。。。
「よっし、じゃあここら辺にシート敷いてゆっくりするか!!」
俺はこの一時がとても愛おしい
***は俺の女でも恋人でもない…
なのに
妹というポジションにいるお前の存在がムズ痒い…
いつかは離れて行ってしまう***を、
笑顔で送り出す事が俺に出来るのだろうか…?
痛い…
考えると俺はこの世に存在理由が無くなってしまうようで…
「お兄ちゃん、どうしたの??難しい顔して」
***が心配そうに俺の顔を覗いてくる。。。
こんな妹の心遣いまで心に染込んでくると言うのだから、俺はもう重症かもしれない…
『あぁ…いーや、桜が綺麗だなぁと思って』
我ながら上手く誤魔化せたのかもしれない
***は俺の真似をして、大きく枝を伸ばした桜の大樹を眩しそうに見上げる
「ん、そうだね…本当に綺麗だよ」
目を細めて手をかざす***に、
俺はもう既に溺れているのかもしれない…
兄妹の壁を
通り越して
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