しあわせ家族計画



※ふた×男、♡喘ぎ、男性向け表現有り



ベイカー邸での悪夢のような永い永い一夜を乗り越え、紆余曲折を経てイーサンと妻のミアはBSAAという対バイオテロ組織の保護下で生活をすることになった。
症状が軽度とはいえ特異菌に感染した自分と、犯罪組織の工作員だったミア。エヴリンを打ち倒したからといって、元の生活に戻ることは許されない。
しかし、定期的な検査や尋問や監視はあるものの、ロサンゼルスの家に戻り仕事にも復帰し、表面上は穏やかな日々が続いていた。
血清を打ってエヴリンの支配を断ち切ったものの、三年という月日の中で特異菌に蝕まれ劣悪な環境で生活をしていたせいで身体が弱り入退院を繰り返していたミアも、ようやく日常生活に支障が出ないレベルにまで快復し家に戻ってきたのが三ヶ月前のこと。
家に帰れば愛しい妻が待っている生活は、ミアが失踪してから胸に穴が空いたかのような喪失感を抱えて生きてきたイーサンにとってこの上なく幸せだった。
最初はどこかぎこちなかった二人だったが、今では昔のように仲睦まじく過ごせている。
だが、イーサンにはひとつだけ気がかりなことがあった。

「ミア、昼間は一人で大丈夫だったかい?」

「イーサンったら、私はもう元気よ?今日だって、車でショッピングモールまで買い物に行ったんだから……ああでも、監視がついていたから一人ではないかもね」

ベッドで本を読んでいるミアの隣に座り、イーサンは妻の肩を抱き寄せて頬にキスをした。

「わかっているつもりだけど、もしまた君に何かあったと思うと……気が気じゃないんだ」

「ふふ……大丈夫よ、もうどこにも行ったりしないわ。ずっとあなたのそばにいるから」

ミアがイーサンの頬を撫でながら答えると、イーサンは安心したように頷き、彼女の唇にそっと自分の唇を重ねる。

「……ん、」

遠慮がちに舌を差し込むと、彼女の方から積極的に舌を絡めてきた。ミアのシャワーを浴びたばかりでの石鹸のいい香りと、ほんの少しの歯磨き粉のスースーした味に酔いしれながら身体を抱き寄せ、角度を変えて何度も唇を重ねる。
ベッドルームに熱っぽい空気が広がり、イーサンは期待で火照った身体でミアに覆いかぶさろうとした。しかし、それまで蕩けていたミアの表情が一瞬にして強ばったかと思うとイーサンの身体を押し返し、逃げるようにベッドから降りて俯いてしまう。

「……いいんだ、そういう気分じゃなかったよな」

なるべくミアが自分を咎めないように気にしていない風を装ってはいるが、実際のところイーサンの心は消沈しきっていた。
そう、イーサンの気がかりとはミアから身体を重ねることを拒まれ続けていることだ。
もちろん、本調子でない時はミアのことが心配でイーサン自身もそんな気分になれなかったし、退院許可が下りて家に戻ってすぐの頃も大事を取っていた。だが、ミアは体調が快復してからもこうしてイーサンのことを拒み続けるのだ。
イーサンとしてはただ快楽が得たいからではなく、ようやく取り戻した愛しい妻のぬくもりを感じてこの幸せが現実のものであると実感したい、そんな切なる思いからだった。

「ミア……もう、俺とはセックスしたくない?」

イーサンはベッドに座り直すと、ミアの手を取って顔を覗き込む。ミアは俯いたまま小さく首を振り、イーサンの手を握り返しながら絞り出すような声で答えた。

「違う……違うのよ、イーサン……」

「じゃあどうして……」

「…………」

理由を問いただそうとすると、ミアは唇を嚙んで黙り込んでしまう。
しばらくそのまま二人で沈黙していたが、意を決したようにミアが顔を上げて口を開いた。

「私、あなたに秘密にしていたことがあるの……」

「う、うん……」

犯罪組織の工作員で生物兵器を取り扱っていたこと以外に、まだ秘密があるというか。たとえミアが悪人だったとしても、彼女への愛は変わらないが、だからといって流石に秘密が多すぎやしないだろうか?
イーサンは遠い目をしながら、何とか気を持ち直してミアの言葉を待つ。

「BSAAの医療チームのお陰で私の身体から特異菌は排除されて"ほぼ"元の身体に戻すことができたわ」

「……ほぼ?どういうことだ?」

「…………」

ミアの顔に緊張が走る。何度も口を開いては噤み、また開いては閉じてを繰り返す。やがてミアは言葉で説明するのを諦めたのか、ふー……と息を大きく吐いたかと思うと、徐にネグリジェの裾を持ち上げはじめた。フリルのついた布地の奥からほっそりとした脹脛が露になり、次いで太腿、そして秘部が見えてしまいそうな程たくし上げられ、イーサンは心臓が早鐘を打つのを感じた。

「み、ミア……!」

イーサンが顔を上げた瞬間、ベチン!と何かが顔に叩きつけられる。イーサンの両目を覆って視界を邪魔するほど大きな『それ』がなんなのか、理解した瞬間イーサンの頭はクエスチョンマークで埋め尽くされた。

「ぁ……え……?う、嘘だろ……」

それはあまりにも凶悪で長大なペニスだった。イーサンのものよりもはるかに太く、長く、亀頭はでっぷりと肥えて大きく腫れ、カリ首は高くひと目で女泣かせのブツだと分かる。幹の部分にも野太い血管が幾重にも巻きつき、赤黒く変色したそれは先端から涎のように先走りが滴り落ち、早く獲物を喰らいたいと言わんばかりにビクンビクンと勃ち上がっていた。
華奢なミアに似つかわしくない……というより、あるはずのないグロテスクなペニスを眼前に突きつけられ、イーサンは呆然として言葉を失っていた。

「どうしてこんなふうになってしまったのかは正直分からないの……でも、これであなたとセックスできなかった理由はわかってもらえたでしょう?こんな姿を見られて、あなたに嫌われたくなかったの……」

「ミア……」

涙声で話すミアにイーサンはハッと我に返り、彼女の目をしっかりと見つめて言った。

「君を嫌うなんて、そんなことあるはずないだろう?俺はどんな姿でもミアを愛し続けるよ」

「イーサン……!」

ミアは感極まった様子でイーサンに抱き着くと首に腕を回し、唇が触れ合いそうなほどの至近距離で見つめ合う。そのままキスをしようと顔を近づけると、突然視界がぐるりと回転した。

「えっ!?」

押し倒されたとイーサンが理解するよりも早く、ミアはイーサンの両脚を大きく開かせると、スウェット越しにペニスをイーサンの後孔に押し付ける。ゴリゴリと固く熱い肉塊が誰にも触られたことのない秘された部分に触れ、イーサンの喉がひくっと鳴った。

「ひっ……!ミア……?」

「イーサン、私のこと愛してるのよね?じゃあ、私を受け入れて……♡」

ミアはうっとりとした表情でイーサンの首筋に顔を埋め、口づけながら腰を揺すった。その度にゴリッゴリッと硬く大きな亀頭がイーサンの尻穴に押し付けられ、未知の感覚に背筋がゾクゾクする。

「待てっ……待ってくれミア!そんな大きいの入らないからっ……!俺のそこは出口であって入り口じゃない!」

「……やっぱりこんなペニスの生えた私は嫌なのね、愛してくれないんだ」

「そっ……!」

それは反則だろう。どんな姿でも愛していると言った手前、イーサンに拒否する選択肢は無かった。

「うっ……うぅ〜……わ、わかった……ミアが望むなら、俺の全てを君に捧げる……」

「本当?イーサン愛してる!」

男としてのプライドとミアへの愛を天秤にかけた結果、僅差で愛に傾いてしまった。こうなったら腹を括るしかない。処女喪失くらいなんだ、ベイカー邸で手や脚を切り落とされたり化け物に痛めつけられるよりマシではないか。
イーサンの返事にミアは目を輝かせて口づけてきた。

「んむっ!……んっ……ふ……」

唇を食まれながら、ミアの指先がスウェットの中に入り込み、下着越しにイーサンのペニスを揉みしだく。長らくご無沙汰だったそれは少し触られるだけでも刺激が強く、イーサンはくぐもった声を上げて身悶えた。

「んっ♡んんっ……♡」

鼻にかかった情けない声をあげてしまわないよう必死に唇を引き結ぶ。その間もミアの手の動きは止まらず、指先で陰茎の形を確かめるようになぞったり揉み込んだりしてイーサンの性感を高めていった。

「あっ♡ゃ……んむ……♡」

口づけの合間に自分のものとは思えない媚びた声が混ざる。それが嫌でイーサンは腰を捻って逃げようとするが、本気で抵抗したらミアに怪我をさせてしまう懸念が頭を過ぎり、結局抵抗らしい抵抗もできず彼女の愛撫を甘んじて受け入れていた。

「イーサン、かわいい……大好きよ」

ミアはうっとりとした表情でそう言うと、ペニスを扱きながら上着をたくし上げてイーサンの胸元に顔を寄せる。色白のイーサンの肌はミアに高められたせいで薄らと桃色に上気し、浮かんだ汗がルームライトに照らされていやらしく輝いていることを本人は知る由もない。
何をするんだとイーサンが問う前に、ミアはピンと勃ち上がった乳首を口に含んで思い切り吸い上げた。

「あっ!?ううっ……♡♡♡」

予想だにしなかった刺激に目を見開く。ミアはイーサンの反応に気を良くすると、吸うだけでなく時折舌先を細めてピン♡ピン♡と胸の粒を弾いてみたり、軽く歯を立てて虐めてみたりと様々な刺激を与えていく。

「あっ♡ぁっ♡♡ミアっ♡♡そんなとこ、だめだっ……♡♡♡おれ、女の子じゃないからぁ……♡♡♡」

「イーサンったら、知らないの?男性でもココで気持ちよくなれるのよ……♡いつかおっぱいだけでイけるようにしてあげるわ♡」

流石に初めてでは無理だからこっちも可愛がってあげる、とミアはイーサンのペニスを扱いていた手の動きを速めて射精を促す。

「あっ♡ゃ、んあぁっ♡♡むね、離して……ッ♡♡♡イクッ♡イクからぁ♡♡♡ぁっ……♡♡♡」

もはやイーサンには自分が胸とペニス、どちらの刺激で絶頂したのか判断がつかなかった。全身がビリビリと痺れるような感覚が断続的に襲い、頭の中は真っ白だった。

「はぁっ♡はあ……♡ふぅ……♡」

絶頂を迎えたことでイーサンは脱力して四肢を投げ出してシーツに沈む。ミアはゆっくりと上体を起こしてそんなイーサンの姿を観察するかのように余すところなく見つめている。

「イったのね……とっても可愛かったわ」

「んっ……」

汗で額に張り付いた前髪を優しく撫でられてうっとりと目を細める。普段の彼よりずっと幼げな仕草に、ミアは人知れず興奮していた。

「イーサン、今からもっと気持ちよくしてあげるから……♡」

ミアはイーサンのスウェットを下着ごと取り去ると、そのまま両脚を抱えて開く。
そしてサイドチェストから潤滑ゼリーを持ち出し、それをイーサンの後孔にたっぷりと垂らす。

「ひぃっ!?♡♡や、ミアッ、待ってくれっ!な、なんかおかしくないか……!?」

それ、三年前に自分たちが使っていたものとは違うよな?アナル用ってデカデカと書いてあるし。妙に手際がいいというか、用意周到さを感じるのは気の所為ではないような気がしてミアを追及しようとしたが、それを許さないとばかりに彼女の細い指が潤滑剤のぬめりを借りてイーサンの後孔に挿入される。

「〜〜〜〜〜ッ!!!♡♡♡」

他人に触られたことのない場所に触れられてイーサンの全身が跳ねる。ぐちゅぐちゅと淫猥な音を立てて中を押し広げようとする指の動きに、イーサンは声にならない悲鳴をあげて悶えた。

「すごい締め付け……でも、ちゃんと柔らかくしないと私のペニスが入らないもの。頑張りましょう、イーサン」

「あ、ぁッ♡♡はぁんっ♡♡♡や、やだぁっ♡♡こんなの、いやだぁっ♡♡♡」

大見得切ったくせに、いざ雌として蹂躙される現実を突きつけられ、イーサンは自分の男としての矜持がガラガラと音を立てて崩れていくのを感じた。
だが、どれだけ懇願してもミアは手を緩めない。むしろイーサンの恥辱に歪む顔を楽しんでいるようだ。
ミアは後孔に埋めた指をくの字に折り曲げてイーサンのいいところを探る。腹の裏側のあたりをマッサージするようにグリグリと押されると、痛みや違和感に混じって次第に甘い痺れが広がっていった。

「ひぃぃっ!?♡♡ゃ、やめっ♡♡♡そこ、ぁあッ!♡♡♡」

「気持ちいい?ここね、男の子でも気持ちよくなれる場所があるって本に書いてあったの」

イーサンが快楽を感じ始めてるいることを確認すると、ミアは二本、三本と指の数を増やしていき、ゆっくり確実に後孔を解し拡張していく。

「あ、あっ♡♡ん、ぅ……♡♡♡はぁ……♡」

「そろそろ大丈夫かしら……」

「ぁ……?」

後孔から指を引き抜くと、あんなに嫌がっていたはずなのにまるで行かないでと縋るようにヒクヒクと肉壁が収縮するのが自分でもわかった。

────おなか、さみしい。ミアに埋めてほしい、いっぱいに満たされたい。

「ミア……♡」

理性が溶かされて、思考がままならない。熱に浮かされた瞳でイーサンはミアを見つめて言った。

「俺のおまんこ……ミアのペニスでいっぱいにしてぇ……♡」

もう男としてのプライドなどどうでもよかった。愛する人とひとつになれるのなら、なんだって……。

「イーサン、私の素敵な旦那さん……♡次はかわいいお嫁さんにしてあげる……♡」

それを皮切りに、ずっと我慢していた肉欲を満たそうとミアはその凶器のようなペニスの先端をイーサンの後孔に突き入れた。

「あ、あが……ッ!?♡♡♡♡」

指とは比べものにならない質量にイーサンの意識が一瞬飛びかける。ミチミチと肉壁を掻き分けながら圧倒的な質量で肉壺をこじ開ける極太ペニスの感覚に、イーサンは身体を仰け反らせて耐えた。

「ひぎッ!♡♡♡ぅぐっ……!♡♡♡はぁっ……♡♡♡」

「ほら見て♡イーサンが私のペニスを受け入れてくれてる……♡嬉しい♡」

「は、はへ……♡よ、よかっ────」

「でもこれじゃ半分も入ってないわ、もっと奥まで挿入れるわね……♡」

「え……?」

ごちゅんッ!♡♡♡

「ぉ゛……!?♡♡♡」

身体の奥で何かがめり込むような音がしたかと思うと、イーサンの視界をチカチカと星が舞った。一瞬遅れて、自分の中にミアの巨大なペニスが根元まで全て収まったのだと理解する。

「ぁ……あ……♡♡♡」

あまりの衝撃にイーサンは呼吸を忘れ、言葉を失った。

「あは、全部挿入ったわ……イーサンのおまんこ、すごく気持ちいい……♡」

「ぉ゛、ぁ゛……♡♡♡ぁ……♡♡♡」

ミアのうっとりとした呟きもイーサンには聞こえていないようで、白目を剥いて舌を突き出しピクピクと身体を痙攣させている。

「んッ……♡すごい締め付け……♡そんなに気持ちいいの?私のペニス」

「お゛っ!?♡♡ぉごっ!?♡♡♡動か、な、でぇ……♡♡♡じぬ♡♡♡壊れるッ♡♡♡」

ごちゅッ♡ごちゅッ♡と腰を動かして肉壺を蹂躙すると、イーサンは四肢をピンと突っ張らせ腰を浮かせて悶絶した。
身体の奥深くまで抉られる初めての感覚に意識を手離しそうになるが、それをミアのペニスが許してはくれない。暴力的な快楽で飛びそうになったイーサンを呼び戻すのもまた快楽であった。
奥まで突き刺さったペニスをギリギリまで引き抜くと、再び一気に最奥まで叩きつける。それを何度も繰り返しているうちにイーサンの後孔は柔らかくほぐれていき、段々とペニスの抽挿がスムーズになっていく。

「ふ、あぁ♡♡♡ん、んぅっ♡♡♡」

イーサンの声にも次第に快楽の色が滲み始め、表情からも苦痛の色が薄れていく。力を失っていたイーサンのペニスは再び首をもたげ、先からはトロトロと先走りが溢れてお互いの腹を汚していった。

「ぁ……♡♡ぁんッ♡♡♡ぅんっ♡♡♡」

「はあっ……♡イーサンの中、とっても気持ちいいわ♡ねえ、私のペニスは気持ちいい?♡」

ミアは先程探し当てた前立腺をとちゅとちゅ♡と優しくノックするように腰を動かす。デコボコとしたカリ首で前立腺を引っ掻かれ、電流を流されたみたいにビリビリと全身が甘く痺れた。

「ひぃんっ!?♡♡♡あっ、あへっ♡♡きもひ、いぃ♡きもちいぃぃっ♡♡♡」

「嬉しい……寂しくさせた分、ちゃんと気持ちよくしてあげるから、ねっ!」

肉壁を掻き回すように腰をぐるりと回し、イーサンの前立腺を押し潰すようにペニスを叩き込む。

「ゃっ!?♡♡♡ひぎっ……ッ!♡♡♡イぐっ♡♡♡イクッ♡♡イグッ♡♡♡」

ぎゅーっと腹の奥で熱が暴れ回り、不随意に痙攣したかと思うと、イーサンのペニスの先からビュルルッ!と勢いよく精液が吹き出していた。

「くっ……ぁ♡♡♡はー……♡はぁー……マジかよ……♡♡♡」

中の刺激だけで達してしまい、頭の中はもう快楽で真っ白で、何も考えられない。そんなイーサンに追い打ちをかけるようにミアは再び抽挿を開始した。

「ひぎっ!?♡♡♡ちょ、ちょっと待ってくれ♡♡俺、今イッて……♡♡♡ひぃんっ♡♡♡少し休ませてくれ……!」

「駄目よ。私はまだ一回もイッてないのよ?そんなの不公平だわ」

「そ、れは……そうだけど……もう無理だって、腹が馬鹿になっちまう……♡」

「お願いイーサン、一回、せめて一回だけイかせて?そうしたら今日は止めるから」

うるうると瞳を潤ませて懇願され、うっ……と言葉を詰まらせる。イーサンはミアのお願いにほとほと弱いのだ。正直身体は限界を迎えて悲鳴をあげているのだが、自分だけ気持ちよくしてもらっているのは確かに居心地が悪い。

「い、一回だけだからな?」

「ええ!ありがとうイーサン!大好きよ!」

「ん゛ぉっ!?♡♡♡」

パァッと顔を輝かせると同時に、ミアの腰使いが一層激しく、容赦のないものへと変わっていく。イーサンの両脚は胸にぴったりとつくように折りたたまれ、真上からの垂直ピストンで最奥を穿たれる。規格外のペニスの猛攻により結腸はすっかりと緩まり、今ではミアに奉仕するだけの性器に成り果てていた。

「ぉ゛っ♡♡んぉっ♡♡♡おぐっ、すごっ♡♡♡あ゛ぁッ!♡♡♡」

「イーサン、イーサンッ♡私ね、ペニスが生えてから一度もオナニーしてないのよ、どうしてかわかる?はぁ、はぁっ♡初めては絶対にあなたの中に射精すって決めてたからよ♡♡ね、このまま射精していいわよね?ねぇ?♡♡♡」

口ではイーサンの意思を聞いているものの、ミアは亀頭をぐい♡ぐい♡と最奥に押し当てて種付けの体勢に入っている。中に出されてしまったら、本当に戻ってこれなくなりそうで────もうとっくに手遅れであるというのに────イーサンはぶんぶんと首を振って拒む。

「あ、ぁッ♡♡だ、だめだっ♡♡それだけは……!♡♡♡」

「どうして?イーサン、前から子供ほしいって言ってたわよね?お願い、孕ませてって、私の赤ちゃん産む言って♡♡♡」

「あかちゃん……」

ミアと自分の子供、ずっとずっとほしかった。男の子でも女の子でも、きっとすごく可愛くて愛おしいに違いない。イーサンとミアと赤ちゃん、家族三人でずっとしあわせに暮らすんだ……。

「あ、ぁ……♡」

「イーサン?」

「ほしいっ……♡♡ミアの赤ちゃん、ほしいっ……♡♡♡」

「……ッ、ええ、任せて♡絶対孕ませるから♡♡♡」

「お゛ッ♡♡♡ぉごっ♡♡♡ふぎゅっ、♡♡♡んぎぃいぃぃっ♡♡♡」

どちゅんっ♡どちゅんっ♡と容赦なく結腸の弁を抉られ、イーサンは獣じみた嬌声を上げて悶絶する。もう自分が何を口走っているのかすらわからない。ただ、ミアに孕ませてほしいという一心で、イーサンは自ら腰を振りたくって子種を強請っていた。

「あ、ひあ、あっ!♡♡♡たしゅけて♡♡ミア、イクッ♡♡イクイク……ッ♡♡♡ミア、みあ……♡♡♡」

果てしない快楽の予感にイーサンは怯え、助けを求めるようにミアに手を伸ばして縋る。その姿があまりにも愛おしくて、ミアももう限界だった。
ミアは必死にシーツを掴んで快楽を逃がそうとしていたイーサンの手を解き指を絡めて恋人繋ぎにすると、イーサンはふにゃふにゃと笑みながらミアの手を握り返した。

「ミア♡♡♡すき♡♡愛してる……♡♡♡」

「私もイーサンのこと大好きよ……♡」

互いの存在を確かめ合うようにきつく抱きしめ合い、唇同士を深く重ねる。まるで本当にひとつになったかのような心地良さに、イーサンもミアも夢中で身体を絡ませ合った。

「はあっ……♡射精すわよ、イーサン♡♡♡私の初めて、しっかり受け止めてね♡♡♡」

「う、んっ♡♡♡出してっ♡♡ミアのザーメン全部、俺の中にぶちまけてくれ……♡♡♡」

イーサンの言葉にミアは嬉しそうに微笑むと、結腸弁に押し付けられたペニスがビグ、ビグと大きく跳ねた。そして、ビュルッ♡と白濁が吐き出されたのを皮切りに、凄絶な種付け射精が始まった。

「あ、あづいっ♡♡♡お゛ぉっ!♡♡んぉおおっ♡♡♡」

イーサンの中に出すために一度も抜かずに溜め込まれた特濃ザーメンはまるでマグマのように熱く粘っこくて濃厚で、イーサンの肉壁にべっとりと絡みついて離れず、ビチビチと活きのいい精子たちがイーサンを孕ませようと暴れ回る。

「ちゅよい♡♡♡ミアのせいしつよすぎる……♡♡♡あへぇ……♡♡♡」

「ふーっ♡♡♡こんなものじゃないわ、まだまだ射精すわよ……♡♡♡」

「お゛ッ♡♡♡ぉごっ、ぉほォッ♡♡♡」

ビュルルルッ!と力強い音を立てて一滴残らずイーサンの肉壺に注ぎ込み、射精が終わってもたっぷり一時間は挿入したままにして、時折トントンと腰を揺らして納得がいくまで精液を馴染ませると、ようやくミアは腰を引いた。
ペニスが引き抜かれ、イーサンの後孔はぽっかりと開いたままヒクヒクと痙攣し、栓を失ったことで中出しされた大量のザーメンがどろどろと溢れ出てくる。

「あ、あっ……♡♡♡おなかのなか、ミアのでいっぱいだ……♡」

完全にミアの雌にされてしまったイーサンは、舌を出して犬の呼吸のような荒々しい息を吐きながら身体をぴくぴくと震わせて快楽の余韻に浸っていた。
ミアはイーサンの上に覆い被さると、放心している夫の額や頬、唇に優しく口付けを落とす。

「イーサン、ありがとう。こんな私のことも受け入れてくれて……赤ちゃんができるまで私、頑張るわ」

慈愛に満ちた表情でミアはイーサンの腹を撫でる。忘我の中、頭の片隅で冷静な自分が流石にそれは無理だろうとツッコミを入れていたが、やけに真剣な眼差しの妻には言えなかった。

────まぁ、ミアだってさすがに本気で言ってない……よな?

一抹の不安を覚えたのも束の間、とっくに限界を迎えていた肉体の疲労が一気に押し寄せ、イーサンは重くなる瞼に逆らえず、そのまま目蓋を閉じた。

特異菌によりミアの身体に本来あるはずのないペニスが生えたように、イーサンの身体にもまた本来あるはずのないもの……子宮が生成されつつあったことを彼が知るのは、まだ先の話である。

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