ソファーの陰
あ、ドラマの再放送やってんじゃん
しかも芽依出てたやつだし
これ何年前?
全然変わんないね
んふふ、可愛い
―――「ちょっと待てって、美紗!」
―――「ついてこないで」
―――「ごめんって」
―――「結局祐希もそうだったんだ。皆嘘ばっかり…」
―――「違う、俺はっ」
―――「うるさい!知らない!」
―――「美紗、」
―――祐希が美紗の手を掴む
ちょっと待って、忘れてた
確かこのシーンって…
―――「離し、っ!?」
―――「(ちゅぅ)」
「あっ、」
っだー、もう!
腹立つ
何だこれ、嫉妬?
俺が嫉妬してるって?
んはは、そんなわけ
「……何1人で悶絶してるの?」
「はは…、別に…」
「あー、懐かしいね。再放送やってるんだ」
だらーんと床にうつ伏せになる
最近は少ないから意識してなかったけど、芽依ってがっつり恋愛モノもやってんだもんな
「どーん」
「ぅー」
芽依が俺の上に乗ってきた
「かーずくんっ」
「んー」
「んふふ、嫉妬してくれたの?」
「うん」
「素直(笑) 珍しいね、和也が嫉妬してくれるなんて」
「何かそんな気分。何でだろ?」
「でも嬉しいよ」
ぎゅっと俺に抱きつく
「そっち向いていい?」
芽依が俺の上から横に移動し向かい合う
「ごめん、重かったよね」
「軽いから大丈夫」
おっぱい当たってたからちょっと幸せ
「ばか(笑)」
「冗談だよ(笑)」
「冗談だけど嘘じゃないでしょ?」
「んふふ」
「ほらー(笑)」
抱き寄せて見つめると芽依は俺の胸に顔をうずめた
「ねぇ、顔見えないんだけど」
「………」
「芽依、またおっぱい当たってる」
その言葉に顔を上げたところ
「(ちゅっ)」
キスを落とした
「んふっ、ゲットー」
ソファーの陰
(「おっぱい星人…」)
(「何?ベロンチョ様されたいの?」)
(「もー(笑)」)