姫嵐

「姫嵐!ということで、久々だね、これ。まぁ、元々はにののコーナーなんだけど」

「しかし今回はにのにドッキリをしかけるということで、私が乗っ取ってやりましたよ、んふふ」

「でも、あの二宮和也を騙す自信がないんで、お家に隠しカメラを置きました」

「演技派コンビの片割れとして騙してみせますよ!」



「和、ちょっと」

「ん?」

「ちょっと、こっち来て?」

「なに?どうしたの?」

「話が、あるんだけど、」

「うん」

「…、」

「芽依?」

「………、」

「どうしたのさ、そんな顔して」

「…あの、さ」

「うん」

「別れよう」

「………は?」

「ちがうね、別れてください」

「<なに言ってんの?」

「ごめんなさい、」

「…何で?俺のこと嫌いになった?」

「んーん、好きだよ」

「じゃあ何で?」

「……、」

「言ってくれないとわかんないよ」

「…」

「ねぇ、」

「ごめんなさい」

「謝られても困るし」

「ごめん…」

「…納得できない」

「何も言わないで別れて」
「嫌だ」

「…」

「嫌だ、別れたくない」

「…ごめんなさい、」

「ねぇ、何で?言ってよ。嫌なところあるなら全部直すから」

「…っ、」

「嫌だよ、俺…。別れたく、ないよ…っ」

「ごめんなさいっ…(泣)」

「何で芽依が泣くんだよ…っ(泣)」

「ごめんなさい、っ」

「…、……っ…」

「…にの」

「もう名前でも呼んでくれないんだ…」

「……和也、」

「なに、?」

「こっち向いて?」

「ぐすっ…」

「見て?」

「なに、さ?」

「じゃんっ、姫嵐!」

「……え?」

「ドッキリです」

「は、え?」

「全部嘘です」

「本当に…?」

「信じられない?」

「え、だって、」

「あそこにカメラ隠してあります」

「あ、え、本当に!?」

「うん」

「うわー、俺本気で泣いちゃったじゃん!」

「んははは!」

「なんだよー」

「んふふ」

「あー、よかった…」

「ごめんね?」
「別れない?」

「うん」

「本当に?」

「本当に」

「(ぎゅーっ)」

「ちょっ、テレビだよ!?」

「たまにはいいでしょ?すっごい怖かったんだから」

「ごめんなさい」

「いいよ、傍にいてくれるなら」

「いるよ、ずっと」

「(ちゅっ)」

「んふっ///」

「キスして?」

「(ちゅっ)」

「好き」

「私も好き」

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