最後までお読みいただき、ありがとうございました。もともと長編が苦手な私が最後まで書ききれたのは、ここまでお付き合いくださった皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
 お話の時系列やら矛盾点が多々ありそうなガバガバ連載ですが、力不足と長編を書く適性が足りないが故の改善不可能なバグですので何卒ご容赦くださいませ。

 文才も構成力もないためうまく書ききれなかった補足を……という感じなのですが、このお話のテーマは「愛より重くて深い呪いで結ばれる二人」でした。0巻を見ていると呪術における「愛」の危うさを感じて、もしかしたら愛よりも結びつきの強いものになるのかも、と思って書き始めました。「呪い合う」という単語が原作の夏油傑の口から出てきていましたが、もしも相思相愛の二人が呪い合えばどちらかが死ぬまで解呪されずに本当にずっと一緒なのかな〜ぐらいのニュアンスです。(支離滅裂ですみません)

 あとは五条悟における夏油傑の存在は本当の唯一無二だっただろうなと思うので、これから先それに勝る存在が出てくるのか、今回の夢主のように特別な存在になれたとしていつ心変わりしてもおかしくないんじゃないか、なんていう神格化してしまうような二人の関係を描いてみたかったというのもあります。

 何が言いたいのか分からなくなってきたので、書きたかったことや書いた経緯はこの辺で失礼します。

 今後、本編では夢主くんの心の傷といいますか、少し荒んでしまった恋心ゆえにあまり甘々な様子を書けなかったので、本当はもっとイチャイチャ()させたかったのでまたいつか番外編で少し恋人らしくなった二人などを書けたらなと思います。可哀想な夢主を書くのは私の性癖なのでこの夢主くんはとても好きな方なので楽しく書けましたが、それはそれとして幸せな雰囲気の彼も書いてみたいところです。

 長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。



2023.3.26