最近、気になる奴がいる。

「……何の用すか音柱サマ」
「用がねえと会いにきちゃいけねぇの?」
「当たり前だろ馬鹿なんすか? 柱がこんなとこで油売ってる場合かよ」
「連れねえなあ」

黙っていれば本当に美少年で、見ようによっては美少女に見えなくもないほど綺麗な顔立ちをしたこのみょうじなまえという男は、とにかく口が悪かった。

こいつは所謂針子で、鬼殺隊の服、その中でも羽織の修繕をお館様から任されている。自分で直すやつもいるが、そんなやつはほぼ一部で、大抵此処へ頼みにくるから、柱と一通り面識がある。
俺は羽織なんか身につけないから、気が向いたから来たって言わないと会う口実がない。

途中まで書いてたけどなかなか筆が進まないので供養。
年下夢主に構い過ぎて呆れられてほしいし、いざほかの柱と話しているところを見るとガチで嫉妬してマジトーンで「俺といる時ははああいう顔で笑ってくんねーの?」と言わせたい。
夢主は初めて天元様の本気モードを見てどぎまぎしてほしい