プルルルルルル
『はい…え?買い物?いつ…部活後!?ちょっなん……東京!?なんで………え、なんか人待ってんの?……うん…うんわかったよ迎えに行けばいいんでしょ!!じゃぁね!!(ブツッ』
親からの急な一本の電話が始まりでした。
「…どうかしたのか?外まで声聞こえてたぞ」
『あ、桑原先輩…や、親から電話がありまして…ってえ、マジですか!?ゆゆゆ幸村先輩に殺される…!!』
「はは、幸村はまだ来てないから大丈夫だろ」
『そ、そうですか…』
「ジャッカルー!!!ガムねぇ!?腹へったぜぃ」
「あーったく、ほら」
「さーんきゅ!あ、相模声のボリュームもーちょい落とせよ?丸聞こえだったぜぃ」
『え!?すみませんすみません!!』
嘘だろそんなに声でかかった?
一応部活中だしバレたら殺されるとこだった…よかった。
「東京に行くとかどーとか聞こえたけど、なんか用でもあるのか?」
『あー…なんか親が部活終わったら買い物行って来いって』
「部活後かよ…大変だな」
『ついでに人を迎えに行けと』
「え、東京行くのかよぃ!?俺も行く!!!」
「『えっ』このタイミングかよ!」
「丁度東京のケーキバイキングに行こうと思ってたとこなんだよ!!でもジャッカルは用事あるって言うし仁王は甘いモンは食いたくねぇって言うし3強には言いたくねぇし赤也は誘い過ぎてしばらく行きたくねぇって言うし」
「柳生は?」
「‘‘仁王君の世話がありますので申し訳ありません’’って言われた」
仁王先輩の世話って何ですか。
「で、相模東京行くんだろぃ?せっかくだからバイキング一緒に行こうぜ!」
『え…いいんですか?』
「俺は半券持ってるし、相模一人じゃ寂しいだろぃ?」
「寂しいのブン太だろ」
「うっせーよジャッカルのくせに!!」
「俺のくせにってなんだよ!!」
桑原先輩不憫…なんて思うのはいつもの事なんだけどね。うん。
丸井先輩もうちょっと相方労ったほうがいいと思いますよ。言わないけど。てか言えないけど。
『…あの、先輩方部活は』
「「あ」」
『幸村先輩そろそろ来てるのでは…』
「ちょっなんで先に言ってくれないんだよぃ!?」
『えっ私のせいですか!?すみません!!』
「いや違うから!元は俺が声かけたんだし自業自得って奴だ」
『で、でも』
「それに相模、まだドリンク作ってねーだろ?幸村にバレる前に作ってこいよ」
『…桑原先輩』
「ナーニカッコつけてんだよ!!ジャッカルのせいだって言うからなー!!」
「なんでだよ!?」
『すみません桑原先輩ありがとうございます!!』
「いいんだっt「相模!バイキングの件は休憩時間の時にな!」………」
『あっ…はい!!』
「いままでどこで何をしていたこのたわけがァァァァァァア!!!!!!!」
荷物を持って手洗い場に向かっている時、真田先輩の怒声が聞こえました。
とりあえず心の中で桑原先輩に謝っときました。
丸井先輩は…うん。
**
「5分休憩!!しっかり水分を補給すること!!」
「「「はい!」」」
ドリンク作るのって時間かかるんですよ。人数多いし、洗うもの多いし。
ギリギリだったけど間に合ってよかった…
てか今日の当番さん誰だろ?私行くの遅かったから来なかったんだよね…
「相模」
『あ、はい…何でしょう?』
話しかけてきたのはお久しぶりな川口先輩です。
「ごめん。今日の当番俺だったんだけど委員会で行けなくて」
『あ、全然大丈夫ですよ!私が行くの遅かったので、待たせたらどうしようかと思ってて』
「マジ?よかったー…相模今日コートに来るの遅かったからさ、準備に手間取ったかなと思って」
『はは…手際が悪いのはホントの事です』
「いやいやそういう意味じゃないよ」
『分かってますよ』
ぶっちゃけた話、当番をサボられる事はよくあることだ。
幸村先輩には「当番サボるような奴がいたらすぐに俺に言ってねイップスにしてあげるから!!」と言われたが全く言っていない。だって部員が可哀想なんだもん!!
「相模ー!」
『あ、丸井先輩…』
そういえばケーキバイキングの話だったな。
「で、どーする?一緒行くかよぃ?」
『えーっと…本当にいいんですか?』
「いいんだって!!」
『じゃあ、お言葉に甘えて。ケーキバイキングなんて久しぶりです!!』
「よし!!俺もしばらく行ってないから楽しみだぜぃ!」
「休憩終わりー!!レギュラーはコートに入って軽く打ち合い始めて!!準と平は外周!!川口指揮取って」
「マジ!?」
「ふふっ、なんか文句あるの?」
「滅相もない」
………やっぱ幸村先輩怖いな
「やっべ、じゃ相模!部活終わったら正門で待ってろよ!」
『はーい』
(〜〜♪)
(ブンちゃん機嫌良さそうじゃの)
(帰りにケーキバイキング寄るんだとよ)
(((なるほど)))
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