突然ですが、立海テニス部に休みはありません。
超強豪校だし、部長はあんなんだし、あったほうが本当に珍しいんです。
そんな、珍しすぎる休みの日。とぅでーい。
『……………………………』
朝早くに起きるのに慣れてしまったため、休みでも5:30に起きてしまった。まだ若干眠いけど、寝れる気はしない。
よし。
私はそのままベットから出ることなく、スマホをいじり始めた。
みんなが起きるまでベットの中でゴロゴロする!!!というのが、私の休日の楽しみ方です。
この時ほど幸せな時はない、と私は思ってる。
別にあぁ幸せだなぁなんてしみじみ思うわけではないけれど、休みがなく体力的にも精神的にも疲れてる私にとっては至福の時間なのだ。多分。
……………………うん、幸せ。
いつも騒がしい人達の近くにいるから、こんなふーに静かなのもまたいいもんだ。
あー、眠くなってきたしもうひと寝入りするかn
プルルルルルルルルルルプルルルルルルルルルル
What?
とうとう末期か。幻聴が聞こえてくるなんt
プルルルルルルルルルルプルルルルルルルルルル
……………くっそ怖。
なんなんだよもう!こんな時間に!
いや大してこんな時間ってわけでもないけど!!
誰かも確認してないからわからないけど私に電話してくる人なんて滅多にいない。たんまーになんかで知り合った友達がしつこいくらいに電話かけてくるぐらいで、他からはそんな。
だからこの電話もそいつからのだろ、ぶち切ったろなんて思って不機嫌さを醸し出し電話に出た。
『…………もしもし』
「……………………」
『…………?もしもし?なんか用?』
「…………… … … 」
『(…オイ)もしもーし?いい加減にして。切るよ?』
心の中でイライラしながらできるだけ表面に出さないように話した。つもりだった。
『(間違い電話か?)…切りますよ?』
"…ふふ、随分不機嫌だね?何かあったの?"
Who?
あれ、なんか今日疑問詞多くね?
うん、待て待て。
おかしいって、おかしいって言って。誰か言ってよ切実に。
『…………おはよう、ございます』
"おはよう相模、休みなのに随分早いんだね"
『癖、ていうか習慣みたいなものですからね…』
"早寝早起きはいいことだよ。真田なんか毎朝4時起きなんだから。じじぃもいいトコだよね"
『…じじぃって』
相手は幸村先輩だった。
まさか幸村先輩が電話してくるなんて是ぇったいないって思ってたから油断してた。
この人、人が嫌がることするの好きなんだった!
『…えと、で…何か連絡でもありました?』
「あぁ、そうだった」
まぁ私に電話してくるなんて部活の連絡以外目的がないだろう。そう予測して聞いたつもり、だったのに。
今からゲーセン、行くよ
は?
(え、ちょっと幸村先輩?何言っ)
(10時に駅前のゲーセン集合ね。遅刻厳禁だよ?じゃっブチッ)
(ちょっ私まだ行くなんて…切りやがった)
(てゆーか私すごい言葉遣い悪くなかった!?ヤベ殺される…!!)
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