歯医者さんにて その2
(GI)「その前に、痛み止めかなんかのお薬はあるのかな」
(先生)「じゃあね、この2つとそっちのをどうぞ」
3種類か。なんだろう。
都合よく考えれば、カチカチに固まるA剤と、痛みがなくなるB剤と、血が出なくなるC剤だな。
(先生)「何を削るの」
これはもちろん定番でしょ。
(GI)「えっと、おマ〇コと両乳首」と、答えると、
(先生)「マ〇コと乳首か」
何か言いたそうだったが、黙ってしまった。
(GI)「それじゃ薬、塗りますよ」
(先生)「はいどうぞ」
塗った途端に、先生は「ウッ」と言って顔をしかめている。
かなり沁(し)みたようだ。
(GI)「沁みますか。痛いですか」
(先生)「いえ、大丈夫です。塗ってから少し待ってね」
(GI)「え?」
(先生)「数分経つとカチカチに固まるから、それから初めてください」
(GI)「あ、そうなんですか。わかりました。そうします」
やっぱり先生の方が詳しいな。当たり前か。
数分経った。
(先生)「よし、カチカチになったみたいね。大丈夫。始めて下さい」
私はグラインダーを手に取った。
(先生)「握り手の根元にあるボタンを押せば動きます」
(GI)「こうですか」
ギーンと動き出した。
(先生)「それからモニターもONにして。そうすると患者さんにも見えるようになるのよ」
なるほどね。
(GI)「どうですか。見えるようになりましたか」
(先生)「見える見える。大丈夫よ」
先生はモニターを覗きこむように見入っている。
(先生)「へえ、あたしのってこんな風になってるんだ」
グラインダーが触れるたびに、大事なところは小さくなっていく。
(GI)「痛くないですか」
(先生)「大丈夫。薬が効いているから全然痛くないよ」
削られて粉になってしまったおマ〇コが、床一面に散ってしまっている。
(GI)「少し床が汚れましたね」
(先生)「仕方ないです。あとでお掃除しておきますから」
そして、それこそあっという間だ。
先生のおマ〇コは、跡形もなくなくなってしまった。
(先生)「うまく削れたようですね」
突起部分はなくなり、痕跡だけがわかる程度になっている。
先生は指で触って、撫でまわしているが、
(先生)「うゎーツルツル。本当にあたしのおマ〇コは完全になくなってしまったわ」
(GI)「では、次はオ〇パイも・・・」
(先生)「あ、オ〇パイは自分でやるわ」
両手で乳首をつまむと、引っ張っては離すを繰り返し始めた。
オ〇パイはボヨンボヨンとプリンのように揺れている。
しばらく様子見をしていたが、やがて、
(先生)「はーぁなるほど。オ〇パイ本体は柔らかいけど、乳首だけはカチカチだ」
と、ブツブツ言っている。
左手で授乳時のように左乳房をグニュッとつかんで、右手にグラインダーをつかみ直すと、
「よしっ」と言って、グラインダーを乳首の先端に当てた。
『ヒューン』と音とともに、あっという間に左の乳首はなくなった。
(先生)「もう一個ね」
と言って右の乳房をつかみかけたときに、
(先生)「はい、起こしますねぇ。口を漱(すす)いで、今日はこれでお終いです」
と、声が聞こえたのです。
顔の布が取り払われ、現実の世界に戻りました。
そうか、終わってしまったのか。
少し、いやいや、思い切り残念な気がしました。
何か中途半端で終わってしまった感が体中に広がっています。
(先生)「それじゃ、また定期的に来てください。お大事にどうぞ」
(GI)「ありがとうございました」
私は帰路につきます。
ゆるゆると歩きながら、しかしすぐにまたつまらない事を考えながら。
「本当は、私が乳首も削ってさ・・・」
「それでそれで、それでもって、そっか削ったおマ〇コがまた生えてきたことにするか。それをまた、削ってええと・・・」
「いや、この次は、その続きから想像した方がいいかな」
石川や浜の真砂は尽きるとも 世に・・・・・妄想のネタは尽きないのであります。
歯医者さんにて 完
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