赤舌のオークション その8
香織は泣き出した。
(香織)「助けてぇぇぇ」
男と女は司会に小言を言われていたが、頭をかきながら客席に戻っていった。
(司会)「まあ、サービスタイムの事故ということで、責任は問わないことにいたします」
(香織)「助けてぇぇぇ」
(司会)「京恵と麻由子は廃棄処分としますが、処理の都合上プラスチック化をしないといけませんので、一応水槽には浸けます。おもりと浮きはつけません」
2人はそのまま『ドブン』と水槽に入れられた。
ユラユラと沈んでいき、重なるようにして水底に横たわっている。
(司会)「それではショーを再開いたします」
(香織)「いやぁぁぁ!助けてぇぇぇぇぇぇぇぇえーーー」
香織はさっきから泣き叫んで悲鳴を上げているが、完全無視。
(司会)「泣いてもダメですよ、それではスタート」と言った。
彼女は転がらないようにステージ中心にへばりついた。
ステージは激しく、左右に揺れる、上下に揺れる、突然『ガバリ』と浮き上がったりもする。
揺れが大きくなるにつれて、彼女の体は揺さぶられるというより、振リ回されるようになってきた。
彼女はおしりを床につけた状態でしゃがんでいる。
寝転がってうつぶせの状態になりたが、下手な動き方をするとまた転がってしまうだろう。
「早く、早くうつ伏せにならなくちゃ」
不安定にしゃがんだままの状態で揺られているうちに、右側に大きく『グラリ』と。
「あ、あ、しまった!」
バランスを崩した反動で、足が開きM字開脚に!
秘部の具が観客席から丸見えである。
「いやぁ」
慌てて足を閉じ、手で膝を抱えた瞬間、肩口から横に転がった。
「あ、あ、あー、しまったぁ」
素早く起き上がったが、勢いがついて中腰の前かがみの状態に。
そのまま一歩、二歩、三歩と、どんどん前につんのめるようになってしまい、
「いやだ、いやだぁ、オブジェになるのはぁー」
と叫びつつ、頭からプールに飛び込んでいった・・・のだった。
以下は香織の回想である。
(痛い。痛いっ。うゎー。だ、誰か、誰か助けてぇ!あーーー)
しかし驚いたことに痛みやしびれは、あっという間にひいた。
(あ、あれ?なんか痛みが消えた?いやなんか気持ちが良くなっていくね。
あっと、手、手が勝手に、あっちょっと、首が動かない。あれ、あ、足も・・・)
体が自分の意志とは関係なく勝手に動く。
(あ、なによ?いやらしい。て、手が開く。足もだ。どうなってるの?)
手足はどんどん開いていき、やがて限界の状態になった。
(なんなのこれ?あたしも愛ちゃんたちのようになっちゃったみたい。なんて恥ずかしい格好なのよ)
さらに体がうずきだし、ピーンと伸びるように突っ張ってきた。
(うっ、体が体がドンドンこわばるぅ。そっか、こんな風に固まってしまうのね。
これから、あたしも、みんなの前にさらされるんだ。恥ずっかしい)
突然、体中が熱くなり、体の中から『ピキピキ』と音が聞こえる。
(う、うわーっ、体が、体がぁ・・・)
完全に固まってしまったのを感じた。もはやピクリとも動いていない。
(大の字でカチンカチンになってってしまったようね。瞬きもできないや)
すぐにわかった。しかし、ものすごく気持ちいい。壮快な気分だ。
(気持ちが良くなるって言うのは、まんざら嘘ではなかったのね)
皆がなんで穏やな顔をしているか、わかった。
(こんな感じなら、ずっとこのままでも悪くはないわね)
などと考えていると、上の方から『ゴポゴポ』という音が聞こえてきた。
(なんの音だろ。そっか、クレーンが下りてきたのか。あたしを引き上げるんだな)
香織はステージまで運ばれ、降ろされたが、
(この薬液は、なかな 『ズダーン』 や!ちょっとぉ!もっと丁寧に降ろしてよぅ!まったく)
あおむけに倒れてしまったようだ。
これだけの衝撃でもまったく痛みがなかったのは幸いなことである。
『ゴトッ』水槽横の台に置かれたようだ。
おマ〇コとお〇ぱいに重しや浮きをつけられて、
(どうやら終わったようね。これから、水槽の中に入れられるのかな)
抱き起こされているように感じるし、目の前の景色も天井から客席に変わっていく。
彼女の考えている通り、すぐに『ザボッ』という音がした。
(この水槽の中に入ったら、後はどんな事が起
ここで、香織の回想は終わっている。
司会はやれやれというような顔をしている。
(司会)「えーそれでは、ここからが本番なんですよね。オークションを開催いたします」
再び盛大な拍手が起きる。
(司会)「少しご説明させていただきます。
最初は8体の予定でしたが、事故によりまして4体が破損の扱いになりました」
客席からは、ため息や舌打ちが聞こえる。
(司会)「小沼今日子、榎本陽子、照橋京恵、佐久田麻由子ですね。これは破壊処理いたします」
陽子と今日子は、重しや浮きを強くしたために、乳首とオマ〇コが伸び切ってしまいベロベロに。
京恵はマンリキにより、おマ〇コがぺちゃんこに。
麻由子はドライアイスにより、おマ〇コが凍って、とれてしまったため。
「もったいない」「ほしかったのに」、という声があちこちから聞こえてくる。
(司会)「なお、先ほども言いましたが、陽子のお嬢さんについてですが、
お嬢さんもすでにオブジェになってしまっていますので、母娘あわせて、処分します」
パチパチパチとまばらに拍手が・・・
不良品となってしまった陽子(母娘)、今日子、京恵、麻由子は、すでに粉状のチップに粉砕されて袋に詰められているようだ。
肌色やピンク色の粉が入った袋が会場の外に運び出されていく。
再び「あーあ」とか「もったいないなぁ」という声があちこちから起きている。
(司会)「よろしいでしょうか。4体は破損ということでご了承ください。
残った4体は、オブジェになった順にオークションを行います。
確認しますと、沢田愛、小原明子、中藤真理子、河上香織の順番で行います」
BGMが流れ出し、オークションが始まった。
(司会)「それでは、沢田 愛 から始めます。最初の価格は300万円からです。さあどうぞ」
「400万円」
「500万円」
「650万円」
(司会)「愛の価格、650万円まで来ました。あとは?」
そうなのだ!この研究所の膨大なる資金源は、このオークションの落札金なのである。
良い作品をオークションに出せれば、どんどんお金が増えていくわけだ。
「810万円」
・
・
・
「1000万円」
「1500万円」
「2200万円だ」
『おー』と、会場がわく。
(司会)「2200万円まで来ました。あとはいかがです?」
「3000万円!」
2018年4月11日
オークション出品作品(決定) 全裸開脚美女 4体
沢田愛、小原明子、中藤真理子、河上香織
残りは破損のため廃棄
以 上
赤舌のオークション 完
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