▼2026/09/07:長月七日のよしなしごと。
連休最終日。引越しに向けて家の片づけは結構いいペースで進んでる。不要品をメルカリに出品したら本当に一瞬で購入されてちょっと驚いた。今の私にとっては必要なくても、他の誰かにとっては『今直ぐ欲しい物!』って事なんだろう。ロリータのお洋服も幾つかお嫁に出す心算で、もう貰い手がついたからやっぱりロリータは『手に入れ難い』し『初心者には高価』だから安く購入する手段としてメルカリがあるのかもね。まあブランドの存続とかこれからも新作をどんどん出してもらう為には新作を購入すべきって意見があるのも解かるし、私はどっちかって言うとそっち側なんだけども。古着を着るのには何となく抵抗がある方で、販売している人間が何を言ってるんだっていう話ではある。
長女で一人っ子で母方では初孫な事もあって、お古とかお下がりには縁がない生活を送ってきたからかな。昔は従姉妹にお古やお下がりをあげてた事もあったよ。
でももう新品は手に入らないものを探す事はたまにある。絶版になった本とかCDはたまに購入するし、古本屋やヴィンテージ品、アンティークショップは大好き。苦手な感覚が適用されるのはお洋服だけかもしれない。それだけお洋服にこだわりが強いんだろうね。
今のワードローブだと古着は一着だけだ。去年の冬に購入したピンク色のライダース。フリルデザインが可愛い合皮製で、趣味にドンピシャで合ってるのと、価格が4000円を切っていたから購入してみた。
少し話は変わるんだけど、昨日片づけをしてたら何年も前に処方された頓服薬が出てきたんだ。頭痛薬として処方された漢方薬が二種類と、便秘を改善する液体薬。令和2年とか書いてあるから捨てるのは確定で、ただ捨てるとまずい事になりそうだから今度の受診の時に薬局で処分して貰えないか相談することにした。前に私自身が調剤薬局に勤めてたから、医薬品(特に医療用医薬品)を通常のごみに混ぜて捨てるのはあまり宜しくないって知ってるんだ。万が一ゴミから拾い上げた人が居たり、何らかの方法で誰かの体内に入っちゃうと非常にまずい。良くないニュースで聞く『処方された医療用医薬品を転売したと発覚して逮捕された事件』とかもあるし。
私は服薬管理自体は自分一人できっちりできるけど、処分方法に関しては専門家にも頼るべきだと思ってる。期限以内に使い切れなかったり症状が消失して必要なくなった場合、そのまま廃棄するのはきっと良くない。自分が処方された薬を他人に譲っちゃいけないのと同じで、誰かが容易に持ち帰る事の出来る状態で廃棄しちゃいけないんだ。処方薬は一人一人に合わせて調剤されているから安全性が担保されているのであって、用法容量から逸脱した使い方をして副作用で酷い目に遭っても国による救済措置はほとんど無い。適用外使用も似たような感じかな。マンジャロで痩せるとか緑内障用の目薬で睫毛を延ばすとか。
此処で注意しなくちゃいけないのは『適用外だけど、医師の指示によって本来の目的外で使用する薬も存在すること』だと思う。私も過去に漢方薬の胃薬を精神安定剤代わりに服用してた時期がある。若い女性だとよくある使い方らしい。この薬は抗がん剤治療を受けている人も使う事があるらしいし、お年を召した方にも処方される事がある。『胃薬』って一言で言っても漢方薬は生薬を幾つも調合して作る上に体質によって期待される効果が違うから、案外目的外使用がままあるらしい。昨日発掘した頭痛薬にも似たようなところがある。浮腫みや二日酔いとかにも効くんだけど、身体の中の余計な水分を排出する働きを利用して気圧性の頭痛に作用するって聞いた。もう一つは偏頭痛用で、トリプタン系が効く人は効きやすいかな。私もたまーに飲む。トリプタン系は薬価が高いのが難点で片頭痛発作を起こしたらすぐに飲まないと効果が薄いけど、この漢方薬は其処が或る程度クリアできる。でももちろん体質で合う合わないが別れやすい。
漢方薬ってさ、体力の虚実とか気血水の要素とか証を元にその人その人に合わせて処方されるものなんだよね。気軽に購入できる商品も多いけど、私みたいに医療用医薬品を継続して服用している人は一回主治医と薬剤師さんに相談した方が良いよ。私は数年前に登録販売者試験には合格してるけど、其処で得た知識は仕事で提供しちゃいけないし自分が市販薬を購入する時は現役の登録販売者さんにも相談してる。お薬手帳は常に持ち歩くし、自分の常用薬と頓服薬の名前と用法、服用時点と効果の概要は暗唱できるようにしてる。何か災害や事故に遭っても怖いし、医薬品の勉強が好きだから面白くて覚えちゃう…でも一般名処方だとパッと出てこない事はあるかな…。
ちなみにジェネリックに出来る物は全部ジェネリックにしたい派閥の人間です。安価なのもあるけど、安全性について思う所があって敢えて先発品にしない選択を取ってる。
私は常日頃から『エネルギッシュで前向きな人』って評価を受けてるけど(主に職場で)、メンタル疾患の薬がきっちり効いてこの状態で、つまり今服用している統合失調感情障害につかわれる薬には反応しやすい(つまりは効果が高い)人間なんだよね。一説によると、症状の出方が激しい人の方が薬も良く聞くって言う話があるらしい。本当かどうかは半信半疑だけど、確かに私の症状は一度起きるとかなり激しい発露を見せることが多かった。
この前私と同じように病気と闘ってる友人が言ってた事があってさ、家族や友人知人に「貴方は本当に○○○○って病気なの?」って訊かれた時、彼女はモヤッとするし「私のこれまでを見てきた筈なのに、解かってもらえない」って思って辛いらしい。
私が飲んでる薬は統合失調症や統合失調感情障害の患者に最も適応があるお薬で、眠剤や抗不安薬、向精神薬や抗精神病薬も飲み続けるか、過去に飲んだことがある。先述した漢方薬みたいに目的外使用の薬もあるし、副作用や体質で頭痛が起きやすいのと便秘がちだったこともあるから解熱鎮痛剤や下剤も処方されてる。
今処方されているお薬の内、効果があるお薬があったとして。それが診断名の病気と一致しているならそれは、薬の効果が出ているって事だと思うんだよね。しかも精神科の薬って目に見えて効果の実感できる急激に効くようなもの(鎮静に使う注射薬とか?)は自宅での管理は難しいかもしれないし、緩やかに効いて、徐々に症状が改善されていくものの方が多いと思うんだ。
私は自分が病気の患者であることを忘れられないし、忘れなくて良いと思ってる。病識があるから認知が歪んできた時には気付けるし、症状が悪化したら無理せず休んだり助けを求められると考えてるんだよね。今でもふとした時「認知が歪んできてる」「考えが偏ってきてる。休もう」って対処出来てるし。
彼女の理解してもらえない気持ちはわかるし、不安だと思う。この病気って症状が人によって千差万別すぎるところがあるし、発達特性とか他の病気に近い症状もあるんだと思うし、医薬品の副作用もあると思う。
でも私たちは医学部で6年間以上学んでないし、医師国家試験にも合格してないからさ、現場のプロ達以上に理解出来る事ってそんなに多くないんだよ。判断することも難しい部分がある。だからもう少し気軽にお医者さんへ質問できたらいいよね。『先生』って呼ぶとどうしても壁を感じると思うけど。薬剤師さんや登録販売者さんでも良いと思う。医療従事者ってさ、間違える事も多いんだけど複数の人が関わり合う事でミスを防いでいろんな人たちを支えて救ってる筈だからさ。
おすすめは、症状をGoogleドキュメントとかWordで文章にして診察時にはメモとして渡す事。データは自分で取って置いてね。診察時間が短くても対応して貰いやすくなると思うよ。纏まりの無い文章になるならそれはそれで『症状の一つ』として受け取って貰えるんじゃないかって思う。
抱えなくて良かった筈のものをいつの間にか背負わされてるけど、きっと私は身体の筋肉を鍛えながら心の筋肉も育てたんだろうね。軽々持てる事の方が増えたよ。仕事で運ぶ猫砂よりはずっと軽い。心を鍛えるのって難しいし方法はいろいろだけど、それを探ってみるのも治療の一環になるんじゃないかな。