クチュ...クチュ...。
「んっ....あっ....」
淫らな水音と泉の漏れる吐息が寝室に響く。
目を瞑り神経を尻に集中させる。
先ずは一本。
ベッタリとローションを付けた指先を尻 穴の周囲にある皺を伸ばすように這わせていく。
柔らかくするように指先で周囲を撫でながら少しずつ中心へと近づくとツプとその窪んだ穴の中へ入れた。
「んあっ...」
第一関節まで入った指先がねっとりとした感触を生み出す。
更に指先を小刻みに動かせば第二関節まで難なく挿入できた。
ズッポリと挿入した指を前後に動かせばローションがネチャネチャといいながら更に滑りを良くさせる。
「はっ....んあっ....あん」
背後から聞こえてくる淫らな水音に更に興奮しそうだ。
一度指先を引き抜くと更にローションを足してもう一度ズッポリと入れた。
「はあっ....みなみ...みなみっ」
大好きな恋人の名を呼ぶが勿論返事はない。
聞こえてくるのは己の尻 穴が元凶の卑猥な音ばかり。
泉は更にもう一本増やすと二本の指先でズポズポと己の尻 穴を更に激しく出し入れをした。
「んあっ....やっ....きもち...」
久々に弄っているのだ、体が火照るのも早い。
快感は気づけば後ろだけでなく、前にも伝染し勃ち上がろうとしていた。
「んはっ....前...」
四つん這いのままの泉には己の陰 茎は見えない。
しかし目に見えなくとも感じる快感はじわじわと這い上がり泉の思考を占領する。
尻 穴を弄っていた指先を抜くと四つん這いだった体勢を止める。
ぺたんと座り込めばローションで汚れないようにエプロンを捲った。
やはり己のソレは充分に勃ち上がっており、泉は堪らずベットリとした手のまま握ってしまったのだった。
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