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ひまわりに落ちた後のおはなし
日曜日。
食品の買い出しも兼ねて2人で久しぶりにドライブ。
「天気良くて最高だね」
「うむ!タケ!海が見えるぞ!!」
都会のビル群から抜けていつのまにか海の見える道をきていたらしい。
「本当だ!!きらきら波が光ってて綺麗…!」
クーラーを止め、窓を全開に開けて梅雨の合間の青空とカラッとした風を感じる。
「風も気持ちいいな!」
「うん!!」
「もう少し先に公園のような広場があるみたいだ。そこで一旦休憩しよう。」
駐車場に車を停め、公園に向かう。
途中で買ったカフェのバゲットサンドと飲み物も一緒に。
「あ、レジャーシートとか持ってくればよかったね」
「これだろ?車に積んでいる!」
「さすが杏寿郎。準備いいね」
ちょうどいい木陰を見つけ、そこにレジャーシートを敷く。
「はい。これ杏寿郎のサンドイッチとコーヒー。」
「ありがとう!」
「それで足りる?」
「うむ…なんとかなるだろう!うまい!」
ローストビーフのバゲットサンドを頬張る杏寿郎。
「タケのサンドはなんだ?」
「これはスモークサーモンだよ。一口食べてみる?」
「ならこっちも食べてみるといい」
お互い交換してかぶりつく。
「おいしい!」
「こっちもうまい!」
「ここのお店正解だったね」
「そうだな。」
心地いい風が吹く。
「早く梅雨明けないかな」
「例年通りだともう少しだろう!」
「明けたらまたドライブしようね」
「そうだな!次は計画をしっかり立てて遠出でもいいかもな!」
「賛成!」
食べ終わって後片付けをし、手を繋いで車に戻る。
「そろそろ買い出し行って帰ろうか。」
「そうだね。」
「タケ…すまんがショッピングモールで何か食べたい!あれだけでは足りなかった!」
「やっぱり足りなかったのね。買い物の前にフードコートだね」
今度行くときには杏寿郎の好きなものをたくさん詰めたお弁当を持っていこう。
そして2人でまたゆっくりとした休日を過ごそう。
ジメジメした時期のちょっとした中休みのお話。
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