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白黒




名前・白黒(シロクロ)
年齢・16歳
性別・雪ワラシ♀
身長・150p
一人称 私
二人称 貴方/〜ちゃん、くん、さん

同じクラスのに憧れる高校生。
限りなく確率の高い可能性のひとつ。つまり、未来の話。
身体が生まれつき病弱である。また、一族の中で稀な氷を生み出す力を持っている。

良いところのお嬢様であるが、自分の家が苦手。代々かなり女人が強い権力をもつ一族らしく、大好きな親戚のお兄さんが女人に虐げられているのを見て怖くなった。女人の権力が強いのは未来への可能性が生まれながらに広いかららしい。女人は雪女(=ユキメノコ)になる決まりがあり、白黒はこのまま将来は雪女へとなる予定である。

…のだが、親戚のお兄さんのような屈強でカッコいい雪鬼(=鬼ゴーリ)になるのが本当の夢。一族の決まりを破り雪鬼になる勇気が未だに持てずにいる。一族の中で白黒の家は当主に近い地位にいる為、家では厳しい規則に縛られている。

自由で明るく、笑顔の絶えない和は白黒にとって憧れ、理想の象徴である。自分を視界に入れてもらえて、話しかけてもらえて、友達だと思ってもらっていることが恐れ多くて堪らない…でも、やっぱり嬉しいと思っちゃっても許されるだろうか…?

最近は森で過ごすのが好き。家がイヤになった時、逃げ込み、守ってくれたのは森である。自分の力が木々を凍てつかせ枯らすことが悲しい。ある狐のような男性から聞いた、森を守っているという"かみさま"に一目会いたいと思っている。

「私は和ちゃんみたいになりたいッス!」
「な、ななな和ちゃん…その、エッ!?お弁当を!一緒に!ヒェ、よよよよよろこんで…!」
「家はあんまり好きじゃないッス…だってあんな、おかしいッスよ……」
「森は良いッスねー!私にこんな力なければなー、ずっとここにいるのに…いたいなぁ」

▼関係者
憧れ→
理想の象徴。かなわないひと。

▼うちよそ
友達→巌鬼MEGAKOさん宅、のいちゃん(気ルリア♀)
ひょんなことから不思議な縁で出会った女の子。のいちゃんが御守りを作っていると知り、「だからそんなに清らかなんスね…神聖…」と会うたびに拝むようになった。のいちゃんから貰った御守りを首から下げてとても大事にしている。
調子の良い日はのいちゃんがいる山に登って遊びに行っている。山に登るようになってから体力がついてきた。なかなか会えない時は長電話をしたり、手紙でやり取りをしているらしい。
同年代の友達らしくガールズトークをしてはきゃっきゃっしている。のいちゃんと過ごしている時間は家のことも忘れられる。

「のいちゃん!お久しぶりッス!」
「のいちゃん〜!御守り貰っていいんスか!いやぁ、想いを込めながら物を作るのって凄いッスもん!私、すっっごく嬉しいッス〜!!」