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名前・竜胆 要(リンドウカナメ)
性別・円ペルト♂
年齢・36歳
身長・180p
一人称 私、俺
二人称 君/〜さん、〜君

の兄。精神科医。カウンセラーのような仕事もしている。控えめな性格で争いごとが好きではない。優しくて聞き上手。どことなく儚げな雰囲気がある。

隠しているが、人間不信の気が昔からある。生きている人間が怖くて仕方がない。心の奥では他人の言葉、行動、表情などが信用できない。何を言われたって行動で示されてもそれを受け入れる事ができない。

その為か、何も考えず、言わず、動かない、体温のない、冷たくなったその人だけを愛することができる。甘い死臭と何も見ない眼球に純粋に安堵してる。

他人の死を愛することは倫理的道徳的にいけない事だと理解しているので、自らの手で、愛する為に人を殺すことはない。

昔から弟とは違う、どこか可笑しい自分を知るために医学などを学んできた。助けを求める人に元気になってほしいと思っている。苦しんで、悲しくて救いを求める彼ら(患者さん)の言葉は本心だろうと信用するけど、心のどこかではきっと信じられていない。

「私には何でも話してくれていいんだよ。此処には誰も君を責める人はいないのだから」
「………何も信じることができない、俺が欠陥品なんだ、誰も悪くない」
「はじめて恋をした者は、者であって物だった。冷たい温度と力の抜けた肢体と感情の籠らない眼球に、俺は堪らなく安堵を覚えた。」
「朔は優しくて良い子なんだ。ただ、少しばかり愛想はないけどね」

▼関係者
弟→(円ペルト♂)
産まれた時から知っている、ということもあり朔の性格や考え方も他人より理解している。その為、他人よりは弟のことは信じられる。仲は悪くない。死んでしまった弟の恋人の死体にときめいたことは墓場まで持っていくつもり。罪悪感を感じている。