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色香




名前・色香(イロカ)
年齢・不明
性別・羅フレシア♀
身長・165p
一人称 わたし・わたくし
二人称 あなた/〜さん・〜様

森にひっそりと住んでいる女性。外見の年齢は27歳そこら。頭に大きな花が生えており、花も生きている。人の食事をとらず日光と水と養分があれば生きていける体質。どれかが欠けると枯れてしまうと思われる。それまでは生き続ける。

争いを好まない性格だが体質故に生きているヒトの養分を吸わなければいけない。また、頭の花から毒の花粉を撒き散らしており、彼女が動いたり喋ったりするだけで周囲に毒が撒かれて、花粉を吸い込んだヒトは様々な症状に見舞われ最悪死にいたる。毒に免疫がある者としか接することができない。幼少期は身体に他者が触るとピリピリとする程度だったが成長するにつれてどんどん毒性は強くなっている。

甘いかおりで獲物を引き寄せて昏睡させてから養分をすいとる。常に罪悪感を感じている。

自分と同じ体質である渇花に救われ「おとうさま」と慕っている。渇花は特に頭の花が毒素を多く振り撒いていた蕾の時、悲しむ色香に成長の為にと不思議な石をボロボロになりながら渡している。皮肉なことにその石では綺麗な花へと成れなかったが、色香はその時の選択に一切の後悔はない。

争いを好まないおっとりのんびり色気あるお姉さん。自分に自身がないので自己評価は低め、諦めが早い。ヒトと接する機会が少なかったので喋り方がたどたどしい。

「わたしは近づかない…近づいてはならないの」
「あら、だいじょうぶ…あなたの養分を少しだけ私にくださいな…」
「わたくしは望んでこの姿になったのよ…でも、ほんのちょっぴりだけ寂しいのは本当なの……」
「いいお天気ね…きっとおとうさまもお喜びになるわ…」

▼関係者
おとうさま→渇花
大好きなお義父様。ひとりぼっちのところに現れて躊躇せずに毒の回る小さな身体を抱き上げてくれた優しい化け物。最近好い人が出来たようでわたしも嬉しい。渇花がその人の養分しか吸っていないことは知っているのできっとその人にいつか連れられて逝ってしまうのだなあ、と思っている。さびしいという我が儘を言うことは出来ない。

▼うちよそ
素敵で不思議な人→巌鬼MEGAKOさん宅、無灯さん(得アームド♂)
森で出会った。人を惑わし毒の振り撒く女がいると噂を聞き付けた無灯さんが色香の住む森へやって来たのが出会いのきっかけ。自分の毒が全く効かない無灯さんに驚きと怯えから最初は距離をとっていた。何で効かないのだろう?本当に効かないのだろうか?今は大丈夫かもしれないけれど、やがて毒が回ってしまうのではないか?ただただ無意味に誰かを傷付けることが恐ろしかった。
自分に危害を加えるつもりはないのだという無灯さんに戸惑いながら(だって周りに害をなすのは寧ろ自分なのだから)少しずつ交流を深めていった。医者を騙った無灯さんの本音に気がつくことはなく、他人の助けになれるかもしれない可能性に喜んだ。
無灯さんに触れることを知り、それからは少しだけ触れることを許してもらっている。ひんやりしていて、それでもあたたかい人肌を知り、とても幸せな気持ちになった。
鈍感なので自分の特別な気持ちには気がついていないが、無灯さんといると幸せである。

「あら、また来たの…?でも、あのね…すこぅし、嬉しいの…なんてね」
「あなたはひんやりしていて、でもあったかいのね」
「ふふ、不思議なひと。かわったひと。」