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九重




名前・九重(ココノエ)
年齢・約400歳と27歳
性別・九コン♂
身長・180p
一人称 僕
二人称 君/〜くん・ちゃん

耳と九本の尻尾が生えている。のらりくらりとしていて神出鬼没。気が付くと傍にいて、気が付いたらいなくなっている。森にある今は寂れた神社に住み着いている。神社には九重が趣味で集めた書物が数多くある。好物はお稲荷さん。

ある少年と少女のことを特に気にかけていて、保護者のように振る舞い見守っている。何処か懐かしむような態度が目立つ。

実は半分は神様のような存在。

昔は耳や尻尾は無かった。住んでいた村の風習として生け贄に選ばれた女の子が自身の妹に似ていた(似ていると思ってしまった)為に、その女の子を逃がしてしまう。その結果生け贄を捧げる筈だったかみさまの怒りを買い、半神としてその神が死ぬまで同じように生き続ける呪いを受けた。どんなに瀕死の重症を負っても、病気になっても生きている。心のどこかでは神が死に、自分が死ぬことを望んでいる。

鬼子として神社前に捨てられていた雪平を仕方なく拾い面倒を見ていた。雪平が幼いながらに賢く聡明だったので気に入った。パシリとしてよく使えるので重宝している。

▼関係者
呪いを受けた→かみさま
住んでいた村で崇められていた神。九重自身はそのまで信仰していなかった。逃がしてしまった罪として呪いを受け入れた。ふらふらしている事の多い神に変わって神社の番人を程ほどにしている。
面倒を見ていた→雪平
鬼子として捨てられていたところを拾う。現在はパシリとして使っている。

「青臭い恋愛小説も、希望溢れる冒険譚も薄ら寒い呪いの書も子どもの書いた作文も、僕は好きだよ。なんたって創作物には自由がある」
「雪ん子は真面目だよね。ま、それが彼の良いところか」
「あー、やだやだ。生け贄なんて今時流行らないっての」