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墨雪




名前・斑目 墨雪(マダラメ スミユキ)
年齢・26歳
性別・簿スゴドラ♂
身長・178p
一人称 俺・私
二人称 君・貴様/〜さん

区間取締組織斑目の当主。ハレ区は独自の掟からハレ区に登録された住民を正式・公正な手続きなしに区外に出ることを許しておらず、その掟を破った者を追跡・処罰する役割を背負っている。尚、本当は正式・公正な手続きなどは存在せず一部の区協力者のみ外へ行くことが許されている。一般的な住人が外に出ようとすれば、問答無用で処罰対象となっている。

そんな血を血で洗う役目に疑問を持つが、何もしていない。人を殺すことに躊躇はしなくなった。心が冷えても、助けを呼んでも、どうにもならないことを認めてしまっている。

がいた。本人も周囲も認めていないが確かに居たはずである。戸籍もなく、痕跡すらないが、少しだけ年上の角が生えた兄がいた。名前は知らない。突然、自分の前から姿を消した兄のことを恨んでいる。血に濡れた役目を知り自分に押し付けて、何も言わず立ち去った兄に信じていた気持ちを裏切られ、今も生きているならば殺してやりたいと思っている。

素直で一生懸命な性格。刷り込みから「自分は出来損ない」と思っている。なので、役目を果たそうとより一生懸命に身を削っている。最近は、ある遊女の周りを調べているが不可思議な点も多く難航している。

「区間取締組織斑目が当主、斑目墨雪と申します。以後、お見知りおきを」
「この区からの脱走者はいない。そう区長様がお決めになられた」
「妬ましい、恨めしい、殺してやりたい」
「この役目は本当に必要なのか…必要だろう。どうせ血に濡れるのが石ころならば、誰も気にしない」

▼関係者
兄→???
墨雪は名前を知らない。当時幼かったが為に兄を取り巻く異常には気がつかなかった。そして大人になるまでに全ての異常は隠されて、兄が"自ら"消えたという事実のみが残っている。