──アンジャッシュ8.3抗争
安心して欲しい、誰も死なないし捕まらない
姉「……ッスゥ〜〜〜」
タケ「(なんだ?頭抱えだしたぞ…?)」
姉「………あのさ、花垣、…いや、花垣サン」
タケ「?」
姉「……あの、……この度は誠に、…ウチの弟と知り合いが、…多大なるご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありませんでした……」←ファミレスのテーブルに手ぇと頭をついて謝罪
タケ「へっ!?ちょっ、いや顔あげてください!!敬語もいいですから!!むしろフツーにしてください!!逆に怖い!!」
-30分前-
姉「お前が未来で見てきた記録と現代が違うだ?おかしいだろうが、アタシが納得する証拠を出せやァ」
タケ「ヒッ………、まず、…調べてこいと言われた人のうち、マイキー君のお兄さんの佐野真一郎さんですけど、」
姉「うん」
タケ「……2年前に、亡くなっています」
姉「は?」
タケ「2003年8月に、……言い難いんですけど、その……羽宮一虎君に殺されて、」
姉「……おい、…オマエよっぽど命知らずなンか?あ"?」
タケ「いや!!違うんス!!本当なんです!!!」
姉「じゃあどーして一虎が佐野サン殺すんだよ…え?💢」
タケ「…記録には、経営者のバイク店に強盗に入ったあとに殺害と…」
姉「…………、ぇ?…あ、……んんー、?」
一虎の姉ちゃんには思い当たるフシがあった。そう、2003年8月は一虎が捕まったタイミングである。そして、何故捕まるようなことをしたか何となく尋ねたら「あー、マイキーのバブ買ってやろーと思って、金欲しかったからバイトしたら、場地がサツに見つかって…」と言っていた。なお一虎はその警察をボコったので"公務執行妨害"で少年院デビューした。モッチーとオソロである。そんなオソロは嫌だ。
そして佐野サンの店はバイク屋。
更に黒川弟が乗っているバイクは黒川とお揃いのバブで、佐野サンがプレゼントしたらしい。照れ照れしながらパイセンに報告していた。「園児かオマエは」と思ったので覚えている。
………あれれれ?もしかして一虎が狙ってたバイクって佐野サンとこのヤツじゃね??
日付も相まってその説が否定できなくなってきた。
……………あれれれれれれれ?もしかしてもしかして、一虎が"買おう"じゃなくて"盗もう"としてたら、佐野サン殺っちまってたヤツじゃね…???
姉ちゃんはなにも一虎のことを"優等生"だとは思っていない。ありのままの、あのちょっとズレた一虎が好きなのだ。不器用で可愛い弟なのだ。アタシには従うし。
だから、一虎の良くない部分とかやらかしそうな事とかを冷静によくわかっている。
無駄に頭がキレる一虎の姉ちゃんは合点がいってしまった。
"うちの子ならやりかねない。"
この時点で既に頭が痛かったのだが、先を聞かないと仕方が無いのでとりあえず一旦頭痛を封印して花垣の話を聞くことにした。
タケ「で、続きなんですけど、羽宮一虎君は少年院に2年入っていたようです。」
姉「うん、まぁそれはいいワ」
タケ「え!?良くはないっすよ!!」
まァそりゃ人殺してんだから少年院入るワな、黒川と灰谷と一緒かよ、やめてくれ胃がキリキリしてきた。
タケ「…現時点で、調べた名前の中で一番未来とズレていたのはこの話です……」
姉「…んー、……ん"ーーー、
……………信じるワ…」
タケ「エ"っ!?信じて貰えるんですか!?」
姉「いや、似たようなことやってっし、やりかねないんだよアイツ…」
タケ「しっかりしてくださいよ!!姉貴でしょ?!!」
姉「でもそれだとややこしいことになんぞ。作戦練りにくくなっちまった」
タケ「…え?(バカの顔)」
姉「バカかよ💢
……あンな?この話で一番ヤバイのはアタシに信じてもらえるか信じえもらえ無くなるかじゃない。オマエが足掻いても未来がどう変わるか分かりにくくなったっつー話だ。」
タケ「???」
姉「まず、なんでそんなややこしいことになるのか仮説を立てんゾ。
@オマエの言う未来がAの世界線だとして、今いるここがBの世界線だから内容がズレてる
Aオマエ以外にタイムリーパーが居て、ソイツの影響で変わっちまってる
つまり、アタシが頭使ってオマエが体張って色々やったとしても、そのままイイ結果でオマエの来た未来が変わるかが未知数だ」
タケ「!!」
姉「…はぁー、…でもなんだ、その、ナオト?だっけ、一緒に協力してるポリの子」
タケ「ッス!」
姉「その子のことは助けれたんだったな?
……じゃあまァ、やるしかねぇな」
タケ「そうっすね」
姉「続き聞かせろ」
この後一虎の姉ちゃんはドラケンのことも場地のこともエマのことも一虎のことも鉄太のことも聞いた。聞いちまった。
確認しよう、
……最初、一虎の姉ちゃんは「うちの一虎と可愛い鉄太が巻き込まれたらたまったもんじゃない」と思って協力を始めたのである。
「一虎はダチに巻き込まれて、鉄太は頭がイイから利用されて祀り上げられたんだろう」と思っていたのだ。
それがどうだ、こちらの顔色を気にした様子の花垣が気を揉みながら話を進めるにつれ、どんどん一虎と鉄太が思わぬ方向にやらかしていくではないか。
姉「戦犯と諸悪の根源じゃねーか!!!!」
タケ「ヒョエッ?!落ち着いてください!!」
そして冒頭に戻る。
とにかく次のターニングポイントは【8.3内部抗争】。ドラケンが死ぬのを防がなければならない。
タケミチは、前回圧迫面接された後すぐに帰った未来で一虎の姉ちゃんのことをナオトに話し、本当に急いで調べて過去に戻ってきた。二徹して言われた名前全員のザッとした内容を頭に叩き込まれた。ナオトに。ナオトも必死なのだ、現地で協力してくれる東卍の内情を知った人間を逃したくない。中卒であまり勉強と縁が無かったタケミチは人生で1番頭を使ったらしい。
そして、千堂敦が飛び降りた後、事情聴取などの厄介な事が起こる前に大急ぎで過去に戻ってきた。聴取が始まれば時間が過ぎてしまう、その前にドラケンが死ぬのを防がなければいけない。せっかく調べのに時間を取られたくなかった。
本日は7月18日。8月3日まで2週間とちょっと。その間にどうにかマイキーとドラケンの仲違いを食い止めなければならない。
姉「……今のじゃ情報が少なすぎる、まずどうして内部抗争なんかになったんだよ」
タケ「そこまでは…」
姉「………………フー、」
タケ「…?」
姉「荒い事しかできねーけど、原因療法しかないな。詳細がわかんねぇ以上チンタラ対症療法なんかしてたら寝首かかれる。」
タケ「えっと?…つまり、」
姉「マイキーとドラケンを説得するルートはリスク高すぎるからナシだ」
タケ「へ!?じゃあどうするんですか!?」
姉「…まァどうにかするから、オマエは家帰れ。どうにかなるからこれ以上気にすんな、わかったな?」
タケ「え、教えてくださいよ!!」
姉「さぁな、テメェで考えろ。そんで何もすんなよ」
タケ「っ、」
読者の貴方には一虎の姉ちゃんの作戦をお教えしよう。
長「で?なんだよ羽宮さん」
ここは新宿のラーメン屋。長内と一虎の姉ちゃんが座っている。
姉「折り入って頼みがある。しっかり対価は払う、頼まれてくれるか?」
長「めっずらし、別に?ラーメンで勘弁してやんよ」
姉「エラくなったねぇテメェもよォ?」
長「オレが悪かったから凄むのやめてくれ」
姉「…………東京卍會、愛美愛主で潰してくれねぇかな。」
長「ハァ!?……………マジでどうしちまったんだよ羽宮さん………」
姉「………」
長「ケンカやめろってウルセーくせに、…なんでまた、」
マイキーとドラケンが何で揉めたか分からない以上、話し合いで解決させるという穏便な対症療法は不可能だ。"あの"マイキーとドラケンが揉めるということはそれなりにヘビーな内容であることは間違いないと踏んだ一虎の姉ちゃんは、そのヘビーな内容が起こる前に東卍を潰す原因療法に出たのだ。
できることなら、弟が楽しそうにやっている事だから邪魔したくない。
しかし話を聞いちまった以上、……人死が出る以上、………その人死が一虎の友達な以上、黙って見過ごすわけに行かなかった。
姉「…………色々あんだよ」
長「あっそ、まァいいけどよぉ、中坊共イキッてやがったからなぁ♡ww」
姉「誰の弟がイキリだコラ」
長「潰せつったのア・ン・タ!!」
姉「いいかノ……長内、8月3日、8月3日までに東卍潰せ」
長「いいけどぉ…」
こうして、一虎の姉ちゃんの極秘命令により8月3日までに愛美愛主は東京卍會に喧嘩を売ることにした。
東卍自体が別の誰かに潰されれば、ドラケンは死なないし、一虎はやらかさないし鉄太はNo.2にならない。
これが、
与えられた情報で思いつく限りの最善の方法であった。
稀咲が関与していないので、パーちんのダチの彼女はレイプされていないし、パーちんは全然1ミリも追い詰められていない。期末試験の成績の方が全然ヤバい。もっと言うと夏休みの宿題もかなりヤバい。
それに、愛美愛主は強姦だけはやらない。なぜなら、昔それを自慢げに言ったバカが、パイセンにお金を渡されて「そんな、可哀想に…年頃なのに相手をしてくれる子さえいないなんて…
お小遣いをあげるから、これでしっかりお世話してもらってね…?」なんて哀れみの涙を流されたので、見たやつは全員トラウマになっているのだ。モテない図星を付かれて泣いちまった。強姦された女の子よりも、そんなにもモテない己の方が可哀想だと言わんばかりの目で見られた。あんな惨めな思いはしたくない。
つまり、マイキーとドラケンがバチる火種は元々なかったのだ………
……むしろ何もせん方が安泰だった。なぜなら既に全ての火種を揉み消している。もはや救済のきの字も入る隙がない。このままいけば多分みんな、本当にみんなでパーちんの結婚式に出れる。
しかしまァ、流石に自分の弟が"人殺しの末に殺される"と聞いてしまったら防ごうとするだろう。
その結果、パーのダチ周辺の事情以外は全て原s、、世界線Aと同じように流れていく。
マ「こんなかに、向こうから喧嘩ふっかけられてんのに、愛美愛主に日和ってる奴いる?
いねぇよなぁ!!?
愛美愛主潰すゾ!!!
」
東卍\\ワァアアアアアア!!!!!//
可哀想だったのが一虎と春千夜だった。入り浸っていた一虎の姉ちゃんとパイセンの城は新宿歌舞伎町にある。
一虎の姉ちゃんとパイセンの知り合いに愛美愛主が多いこともわかっていた。創設メンバーで伍番隊隊長の一虎が敵対勢力の根城に顔を出す訳にはいかない。もしろん、ムーチョやパイセン、一虎の姉ちゃんに懐いている春千夜も。
だから、2人は渋々通うのをやめたし、一虎は姉ちゃんと少し疎遠になってしまった。
「何もするな」と言われたタケミチは、一虎の姉ちゃんの言う通り未来にも帰らなかったし愛美愛主の抗争を無理やり止めようともしなかった。ただただ、ドラケンとマイキーが内輪揉めしないか見守っていた。
パー「どう攻めるよ愛美愛主」
どこかの廃工場、隊長格とタケミチが顔を合わせている。
場「ハァ?ンなもん突っ込んでどーにかすんにきまってんだろーが」
スマイリー「作戦なんていらねーだろ!!」
三「つか、喧嘩ふっかける噂だけ流れてて実際いつ来ンのかもわからねぇからな」
虎「……………」
場「一虎……」
ド「……少し愛美愛主調べてみてもいいんじゃねーの?」
ドラケンは一虎の元気がないことをわかっていた。そりゃそうだ、大好きな姉ちゃんを巻き込んでしまうかもしれない、弟としては心配だ。
だから、もしこの喧嘩を止められるなら止めたほうがいいと思っていた。
マ「あ?喧嘩ふっかけられてんだぞ、何?ケンチン、オマエ東卍に楯突くの?」
一方マイキーは「一虎はオレのもんだ」と思っているし、問答無用で100%東卍側だと思っている。実際、東卍側ではあるのだが、知り合いが敵にいるという一虎の微妙な立場ややりにくさに気が回っていない。
ド「そういう話じゃねぇだろ?」
マ「そういう話だよ」
長「内輪モメしてるトコ悪ぃーんだけどさぁ、────」
長内が廃工場に入ってくる。ちなみにヤツが手に持っている串は椿油に付けたつげ櫛だ。パイセンに貰った。乙女かよ。てかつげ櫛でワックスの頭に串通すなよ。
パーちんが殴りかかって喧嘩が始まる。
マ「中坊相手にこの人数で奇襲、イメージ通りのクソ野郎だね長内クン」
長「こっちは仕事なんだよ」
ド「いやなんのだよ」
長内、変にシクッたらハーレーの餌になりかねないので本気である。頼まれて返事した以上はしっかりしねぇと、そこいらの中坊なんか比べ物になんねぇ怖ぇ女が自分の根城でストグラ跨って俺に向かってエンジンを掛け凸ってくる。
そしてまァ、特攻隊長といえど一虎の様子が気になる場地が長内に凸るんではなく、あんまり事情をしらないパーちんが凸ってタイマンが始まった。
結局、マイキーの蹴りで長内は沈められ、特に刺されたりはしなかったが愛美愛主は東京卍會の傘下になった。
穏便だ──。喧嘩だけど。不良だけど。長内なんも悪いことしてないのにボコボコにされちまったけど。
数日後。今ここは歌舞伎町のラーメン屋。
姉「え、ノブ負けたん??ウソでしょ??」
長「抉んな💢あとノブって呼ぶな怒んぞ」
姉「あ、ゴメンつい……チッめんどくせぇ別にいーじゃんなんでノブじゃダメなんだよ〜」
長「いつまでガキ扱いしてんだよ…💢」
姉「つかマイキーマジで強いんだな……」
長「いやデブと金パのもやしリーゼント殴ったトコまではヨユーだったんだけどなっ?」
姉「待てオマエ花垣殴ったん??つかなんで花垣居んだよ……」
長「え殴っちゃヤバかったか?でも羽宮さん最悪弟も殴って止めろって…」
姉「いや、いやまぁ…仕方ないか…」
哀れタケミチ。
長「で、そっちのボコボコのやつ誰」
姉「オマエ人のこと言えんのかよ」
長「誰のせいだかわかってる????」
キヨマサ「………」
姉「キヨマサってやつ。ちょっと知り合いでな?カワイソーだから拾った」
長「あぁ、オマエも羽宮さんに揺すられてるタチか……」
姉「アタシがいつ誰のこと揺すったよ💢」
長「ジョーダンだって笑」
姉「オマエら揃ってあんなチビに蹴り一発で負けちまって……無駄にデケェくせに……(バシィ💥)」
長「アダっ!!おいバカ背中叩くな!!💢」
キ「アンタに"無駄にデケェ"言われたくねぇよ」
長「ヒール履いたらオレの背越す奴にデケェ言われたかねぇ💢」
姉「アタシはスタイルがいいんだよ」
長「マジどっから出てくんだその自信」
キ「ああ言えばこう言うな……」
姉「ホントのことだろ?(ニヤッ)」
長「あーあ、これで羽宮さんの性格が最高だったらオレの人生DMMのエロ漫画みてぇなことになったかもしんねーのに」
姉「誰の性格がドブだコラ"」
長「そこまで言ってねぇよ!!!」
キ「………」
姉「ほら、オマエもなんか頼め此処は醤油美味いぞ。チャーシューもうめぇ」
キ「いいん…スか?」
姉「や〜っと敬語覚えたンか偉い偉い」
キ「ッス……」
長「じゃあオレメガ盛りで」
姉「オマエはメンマでも食ってろ」
長「羽宮さァん!!!」
姉「(8/3まで時間がねぇ…どうすっかな)」
長「で?マジ何がしたかったんだよ」
姉「……あ?」
長「東卍、潰してどーしたかったんだ?」
姉「いや、まぁちょっとな?」
長「またそうやって誤魔化す!アンタらいつも2人でよぉ💢ちょっとくらい教えろよ!」
姉「オマエバカだから聞いてもわかんねぇよ」
長「頼まれてやってボコられてコレ💢」
姉「へんなこと聞くんだけどサ」
長「無視かよ💢」
姉「ドラケンとマイキー、なんか仲悪そうだった?」
長「は?いや?……あぁ、まァオレらにどう対抗スっかの方針でちょっと内輪揉めしてたけど、それくらいだったんじゃね?」
姉「ふぅん」
長「なんで???」
姉「なぁキヨマサ、」
長「無視かよ💢!!」
姉「ドラケンとマイキーなんか揉めてた?」
キ「そのドラケンとマイキーに踏みにじられたの見てただろ???知っててオレに聞く??アンタ心臓に毛でも生えてんの???」
姉「いや、あのあと交流とか…」
キ「足洗ったわフツーに」
姉「あり?そうなん?」
キ「…まァ、アンタの言う通り名前覚えられてなかったし、隊長にだけ挨拶して辞めたワ」
姉「おー!!アタシのおかげで更生したンか!!イイ仕事したワーwww」
長「アンタが一番更生しねぇといけねぇのわかってる??」
姉「あ?なんでだよイイ子だろーが」
長「こんなかでネンショーブチ込まれたのアンタだけだからァ!!」
キ「え、…ネンショー?」
長「は?オマエ知らなかったのかよ、この人大昔にそこいらのヘッドの
頭パチき回って全員沈めた後に当時の黒龍のヘッド病院送りにしてネンショー行ったやつだぞ」
キ「いや知らねぇよ…!そんなヤバいやつだったんかよアンタ!!」
長「世紀末ハーレー伝説聞いた事ねェ不良初めて見たワ」
キ「!?……アンタあの羽宮かよ!!!!」
姉「ウルっせ、アタシのストグラちゃん盗んだ奴がワリーんだろーが」
長「ホントまじそーゆーとこ、更生して。」
姉「いや、まだもっとヤベぇヤツいっぱい居んじゃん(ズゾゾ…)」
長「アンタの周りがおかしいだけな??極悪の世代引っぱり出されたら誰もなんも言えねーからァ(ズゾゾ…)」
キ「交友関係どうなってんだよ……怖……」
姉「…んー、喧嘩してなかった?ドラケンとマイキー」
長「なんでそんなにドラケンとマイキーにこだわるんだよ、好きなんか??やめとけオバサンって言われんぞ」
姉「誰がオバサンだコラァ"…」
長「シミ増えたんじゃねーの」
姉「上等じゃボケァ!!表出ろ轢き殺してやる!!!!」
長「机叩くなバカ!!!ツユ零れたらもったいねーだろーが!!!」
キ「まぁ、アンタが心配することねぇよ。東卍は創設メンバーが硬い、マイキーとドラケンが喧嘩しても場地やら、それこそアンタの弟がどうにかすんだろ」
姉「ふぅん、じゃあまぁ、いらん世話だったかなぁ」
長「結局何がしたかったワケ??オレボコられ損???」
姉「そういやオマエどーすんの?負けちまって愛美愛主無くなったんだろ?」
長「他人事みたいにさァ!!!」
キ「仲良いっスね」
姉「仲良くしてやってんだよ」
長「顎で使われてるだけだから!!!」
キ「ふはwww」
姉「、」
長「………」
キ「え、…あ、すんません」
姉「いーや?別に。オマエやっと笑ったな、そっちのほーがマシだよお前、タダでさえデケェし怖ぇんだから。」
長「辛気臭ぇラーメンにカビ生えんじゃねーか心配だったワ」
キ「ッス…」
姉「もっと辛気臭ぇし雲行き怪しいのはノブの未来だけどナ」
長「腹立つ💢!!!オレはもう知り合いの所弟子入りさせてもらうから安泰です〜!!」
姉「まじ???就職祝いやんないと、何欲しい??」
長「ほんと、そーゆーとこ、何?オレのこと弄んでなんか楽しい??」
姉「誰がオマエみたいな強面筋肉野郎弄んで楽しいんだよ気持ち悪ぃな」
長「もうヤダ嫌い!!!」
姉「まぁテキトーになんか見繕って渡しにいくから店教えろよ」
長「○○工務店ってとこ」
姉「へぇ!大工になんのかお前!!出世したらアタシの家タダで建てろよ?」
長「厚っかましい!!!」
姉「で?キヨマサは何やんだよ」
キ「は?いや、決まってねーよ」
姉「じゃあ長内と一緒のとこ行きゃいーじゃん」
長「また勝手なこと言う💢」
姉「どーせオマエらバカだから高校行かねーだろ?手に職つけとけ?でないと一生童貞のままだぞ」
長「そろそろセクハラでサツに突き出すぞ💢」
キ「えっ、と…………っす」
長「え?乗り気ィ???ウソだろ???」
姉「話まとまったな、ヨシ。就職祝いだから2人とも酒買っていいゾ酒屋行くか」
長「ヨシ、じゃねーんだよ」
姉「あ、ゴメン。オマエ二次会来れねぇんだっけ?ドラケン呼んで送ってもらう?」
長「公式Twitterネタでイジんな💢」
「(ヤバい1人で焦りすぎた、そもそも花垣の言う未来と今アタシが居る過去は内容が違う、何もしなくても内部抗争なんて起きなかったんじゃないの?……いらん事したかな、関わらず様子見してた方がいいのか……?)」
そう思った姉ちゃん(賢者タイムの姿)はタケミチにメールで現在の東卍様子を確認。マイキーとドラケンは一瞬喧嘩になりかけたけどすぐ仲直りした、と返信が来たので、この件にはこれ以上介入せず、8月3日までどうなるのかを静観することにした。
東卍が潰せないなら、もう無理やり潰さない方針に変えることにした。内部抗争さえ起きないならそれでいい。このまま行けば愛美愛主が東卍ともう一度当たるだろう。
しかしマイキーとドラケンがそんなに強いなら、マイキーvsドラケンにさえしなければ軍杯は東卍に上がる。現時点で愛美愛主に長内以上に強いやつはいないし、アタシが下手に弄り回して悪化させたくない。
話がこれでまとまればよかったのだが、そうもいかないからこの記録があるのだ。
稀「………半間」
半「ばはっ♡…だりーww」
まず実態としての愛美愛主から説明しよう。愛美愛主は長内が総長だったが、その実仕切っていたのは稀咲少年だった。
ここで重要なのは、稀咲と半間が愛美愛主のメンバーではなかったということ。だから一虎の姉ちゃんは愛美愛主で一番強いのは長内だと思っていたのだ。鉄太と修二がウラで何かしてるのは知ってたが、愛美愛主とつるんでいるとは思っていなかった。なんせ彼は神童スタイルなので……
稀咲少年の目的は"一虎の姉ちゃんとパイセンの保護"。愛美愛主はそのための警備軍扱いだった。いいように使われている隊員たちはそんなことには気がついていないが。
……天竺は、というかイザナは気が付いている。蘭と大寿とサウスも気が付いている。イザナは羽宮を"極悪の世代"扱いしているのでゆくゆくは天竺に入れるつもりでいる。というか、アイツから「国創ったら国民になってやる」だなんて言ってきたのだ、税金毟りとってやる。
ちょっと佐野家で忙しいからまだ本格的に動かすことはしていないが、天竺が動き出すその時まで羽宮を預けておく場所として愛美愛主を潰さないでいた。
そう、愛美愛主は託児所。
だから、東卍メンバーも長内以外の愛美愛主メンバーも知らない今回の喧嘩の
起爆剤を、稀咲だけは長内から無理やり聞き出して知っている。
なぜ急に「東卍潰せ」だなんて言い出したのかは分からないが、なにか理由があって潰そうとしたことだけは分かっていた。
姉「……(8月3日まで気が抜けねぇ、アタシが出しゃばって口出すことじゃないから内部抗争にかかわれねぇし直接潰すとか無理ゲーすぎ。上手くやれよ花垣〜)」
稀「なぁ、なんで(東京卍會を)潰そうとしたんだ?」
姉「エ"、なんでアタシが(東卍の内部抗争を)潰そうとしてんの知ってんの???」
稀「答えてくれないのか?」
姉「………(なんで鉄太が東卍の内部抗争の話知ってんの??もしかしてタイムリーパー??
……少なくともアタシが未来知ってんのだけはバレたらヤベェ、だまっとこ。)
だってさ、(内部抗争って)危ないじゃん?やめさせたい。」
稀「???……いや、まァ、…そうだな?(え??今更???今更、暴走族が危ない…だと??)」
なぜこのタイミングで急に危機感に目覚めた(※ちがいます)のかは分からないが、やはり羽宮は東京卍會を潰したいらしい(※ちがいます)。
惚れた女のやりたいことなんだろう?叶えてやろうじゃないか(着火)。
稀咲(1人で暴走の姿)は、失敗した長内はもう使えないから捨てて、
東卍に付きたくない残りの愛美愛主メンバーを仮総長の半間に仕切らせて8月3日に抗争をしかけた。
一虎の姉ちゃん(暴走の姿、賢者タイム中)と鉄太(暴走の姿、サプライズ精神)による
アンジャッシュを止めるヤツは一人もいなかった。お互いに腹の探り合いをしてないで報連相をして欲しい。愛美愛主の巻き込まれ事故がエグい。
もちろん稀咲は東卍に勝つ気で居たので、マイキーとドラケンは分断して呼び出した。「危ないことをやめさせたい」ことが最終目標なので、
殺す手段は作戦から省いている。
つまり、殺傷沙汰だけが起きていない。ドラケンはそこでフツーに立っているし、元気に25人目をボコっている。
半「だりぃ」
マ「誰?」
雨の中あのシーンが展開されていく。
あれ?
救済して誰も痛い目にあってない(※長内とキヨマサはキャリア組扱い)のにおかしいな……
半「オレが誰とかどーでもいいけど。
一応今"仮"で愛美愛主仕切ってる、半間だ」
アニメの録画で5000回は再生したあのシーンが展開されていく。
半「愛美愛主!!総勢100人、対して東卍は4人!前みたいに日和ンじゃねーぞテメェらァ"!オレは長内みたいに甘くねぇからよぉ〜、」
愛美愛主\ウッス!!/
半「逃げたら追い込みかけて歯ァ全部無くなるまでボコるかンなぁ"!!!!」
愛美愛主\っ、ウッッス!!/
半「そのあと商店街に並べてバイクで背骨ボキボキにされると思っとけぇ"!!!!!」
愛美愛主\ヒッ、ウッッッス!!!!!/
愛美愛主一同は我らが根城新宿歌舞伎町に戸愚呂巻いているハーレーの悪魔を思い出し背筋を伸ばした。「え、あの人絡んでんの??怖すぎ、オレらまだ死にたくねぇんだけど…!!」のお気持ちである。
そしてその後雨の中東卍メンバーが勢揃いし、乱闘が開始。もちろん一虎も伍番隊隊長として参戦している。
半間のことは知っているが、ブチ当たるなら仕方がない。オレは東京卍會伍番隊隊長の羽宮一虎。…この時の一虎はそう思っていた。
半「マイキー!!もうすぐ関東最凶の暴走族連合が誕生する!!
"芭流覇羅"だ!!!
オレは"芭流覇羅"初代
副総長半間修二。…覚えておけマイキー、この先東卍に、平和はねェぞぉ?w」
結局、マイキーvs半間は決着が付かないまま、半間の退場によって抗争が終了した。
以上がアンジャッシュ8.3抗争。フツーにガキの範囲で、(特に意味の無い)ボコリあいをして終わった。なお、タケミチはマイキーとドラケンが喧嘩を始めないかヒヤヒヤしつつ、情けないながらに必死で頑張ったので東卍からの株が上がった。
その数日後、何故か愛美愛主が不可解なリンチに合うことになり結局解散。残ったヤツらは他の勢力を吸収して
芭流覇羅に生まれ変わった。
……次の舞台が
道化師によって用意され始めていた。死神が奇抜な笑い方で笑っている。
稀「一虎君、ちょっと」
虎「?…オマエ、姉ちゃんトコの、」
稀「──」
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